※断酒207日目

酒を止めると約束したのに、迎え酒をした

ぼくは 「酒を止める」 と約束した日の、朝から飲んだ。
「最後の晩餐」として昨晩たらふく飲んだ。

二日酔いになり、朝、気分が悪かった。

子供のおもちゃ箱の底をさぐり、底に隠してあった焼酎のストックで迎え酒をした。
二日酔いの迎え酒
フリーフォトPAKUTASOより引用

妻との約束をやぶった。
そしてあきれ果て、すべての希望を失った彼女の運転で、精神病院へ向かった。

アルコール依存症の子供への悪影響

家は広島市内の北のほうなのだが、病院は市内をはさんで反対側にある。
20キロ以上は離れている。
車で1時間以上かかる。
その長い道中で、2人の子どもたちの様子を聞かされた。

思春期に入った娘、長女ナナ(当時中2)は攻撃的になっていた。
母親が悲しむ姿、涙する姿をずっと見ていた。
そして
うちが父さんの息の根を止めてやる!
と叫んだらしい。

まだ幼いチー (当時小3) は寡黙でおとなしいが、
父さん、もうやめて!
と大泣き叫んだらしい。

ああ、全く知らないし、まったく覚えがなかった。
アルコール依存症の子供への悪影響は相当なものだった。
知らなかった。
 「うちが父さんの息の根を止めてやる!」 と実の子供に言わせるまでの悪影響を与えていたことを。

任意入院のつもりが、医療保護入院となった

病院へ到着し、主治医の診察を受けた。
ぼくは晩酌をしていただけで、連続飲酒までは進展してないつもりだった。


酒を抜くために、2~3週間の任意入院のつもりでいた。

任意入院とは
入院には3種類の形態ある。

任意入院:自分の意思でいつでも入退院できる、もっとも軽い入院。

医療保護入院:保護者(親や妻など)が許可を出さないと退院できない
いくら退院したくても、保護者が認めないと退院できない。

措置入院:酔っ払って警察沙汰の事件をおこしたり、あるいは覚醒剤などの犯罪をおかしてしまった場合。
警察の拘置所から強制的に入院させられる。
警察が認めないと身動きできない、もっとも重い形式。

ぼくが 「任意入院にしたい」 の旨を主治医に伝えると、

この状態で任意は無理ですね。保護にします

え、なんで?
医者 医師
フリーフォトPAKUTASOより引用

朝一飲んだ酒が、いまごろ効いてきたのだろうか。
聞くところによると、そうとう酔っていたらしい。

ぼくはしぶしぶ承諾し、保護入院となった。
それでも2~3週間で退院できるだろうと、たかをくくっていた。

医師の診察室の自動ロック

ちなみに診察室のドアは、医者デスクのボタンでロックされるようになっている。
保護者に強制的に連れられてきた患者が、逃げようとしても逃げられない仕組みだ。

以前、断酒会に来ていた夫婦。
奥さんが旦那さんを入院させようとして、診察に訪れた。

旦那は入院する気はなかった。
診察が進むにつれ、話はどんどん入院の方向に進んでいった。
旦那は、思わず奥さんの顔をはたいた
夫婦喧嘩
フリーフォトPAKUTASOより引用

医者はボタンを押してドアをロックし、看護師を呼びつけた
屈強な看護師が2、3人現われ、旦那をむりやり病棟につれていき、入院の運びとなった。

ぼくはなにもしていないが、屈強な看護師たちに囲まれ、むりやり保護室、鉄格子の独房へ連れて行かれた。
精神病院の保護室 鉄格子
フリーフォト足成より引用

なぜ看護師が屈強かというと。
男性の看護師はみな、柔道の段持ちだからである。
病院内には柔道場もある。

なぜ柔道かというと。
暴れるキチガイ患者を取り押さえるためである・・・・・・

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