精神病院・閉鎖病棟に入院した体験談

ぼくが精神病院・閉鎖病棟に入院してから、まる2年が経ちました。


そのキツい体験を思い出して、2度と飲酒しないように。

そして、アルコール依存症のみなさま、まだ閉鎖病棟日記を読んでおられない方。

ぼくの体験を読んで、こんな目に合わないように。


精神病院・閉鎖病棟の体験談を書いていきます。


精神病院の閉鎖病棟といえばもう、アルコール依存症の行き着く終着駅です。

点滴 精神病院
フリーフォト足成より引用

終着駅にいきつかないように、体験談を参考にしてください。
では、アルコール依存症・入院体験談1、はじまります。


再飲酒、スリップした。原因は特にない

9月1日、暑い日だった。


まだ、まばゆい太陽が直視できず、そのあたり以外は真っ青に塗られた空。

家の北側に覗く山と、その反対、南側の武田山は、そのまばゆい陽の光で黄緑色に浮き出ている。


その山のところどころから、白い入道雲が上空へ向けてせせり立ち、その入道雲の下側の部分は暗く、テレビで言っていたゲリラ豪雨でも降っているのかな、と思わせる暗闇を落としている。


僕の頭上は、まばゆいのと真っ青だ。

青空
フリーフォト足成より引用

そこで、酒を、飲んだ

そこで、数か月ぶりの、酒を、飲んだ。

うつ病でアルコール依存症と診断された僕が「絶対に飲んではいけない酒を、飲んだ

いわゆる再飲酒、スリップだ。


コンビニで買った安い焼酎を、味わう、という飲み方ではなく、喉に流し込み、胃に押し込み、胃壁から体内にエタノールを注入する、という飲み方をした。


味などはどうでもよかった。

前回入院以来5カ月ぶりの酒は、美味いのかな、とは少しは期待していた。

が、実際は「味は、まあ、こんなものか」とガッカリした。


ガッカリした直後、口から喉から食道から胃粘膜まで、急に温度が上がるのを感じた。

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脳が「ガッカリした」と考えるより少しだけ遅く、25%濃度のエタノール溶液によって、口がしびれ、喉と食道の粘膜が焼けつくように熱くなり、そして、胃の中に暖炉の火だねがあるかのごとく身体の真ん中が熱くなっていく。


コレ。コレ。

永らく味わっていなかった、この感覚。


すぐに、頭の中にある「嫌な感覚」というのが消えていく。

すぐに、頭の中が「気持ち良い感覚」でいっぱいになる。


コレ。コレ。

再飲酒、スリップの罪悪感が小さくなって消えていった。

再飲酒した原因は飲みたかっただけ

再飲酒した原因は特にない。
ただ、久しぶりに飲んでみたかっただけ。

その日は焼酎1合だけ飲んで、ベッドで寝た。

その後、起きて嫁の送迎に行ったが、酔いは冷めていたため気付かれなかった。

少し後ろめたさを感じたが、「たった1合飲んだだけ。それで終わり。明日は飲まない」と、無理やり後ろめたさを追いやった。


次の日の早朝、いつものように嫁さんを仕事場に送迎し、家に戻った。


ふと、自分が酒を欲していることに気がついた。


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自己紹介 うつ病、アルコール依存症で精神病院へ入院した男

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