※断酒181日目

アルコール依存症の断酒会 家族体験談


「断酒会だより」の原稿を嫁さんの気持ちになって書いてみた。

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しかし、罵声をあびせられた。

原稿は丸めて捨てられた。

どうも前回の代筆、嫁さんはまったくお気に召さなかったらしい。

あんな出来事、思い出したくもないわ。記憶から消去しとったのに

と怒ってる。


しょうがない、嫁さん視点のみで「アルコール依存症の家族被害」的な書きモノにしよう。

嫁さんが、酒飲みの旦那でいかに苦労したかをつづっていこう。


アル中被害者の思いがこうであっただろうと、嫁さんの立場にたって書きなおした。


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〇結婚1年目、初めての出産


初めての、出産。

娘が、産まれた。

29歳だった。

・・・・・・30歳までには子供が欲しい。

そう思っていた私は、有頂天になった。


しかし、現実は真逆だった。

夜中の2時間おきのミルクやり。

おしめ交換。

毎日、毎日、毎日、毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日、寝不足が続いた。


また、泣く。


またまた、泣く。


またまたまた、泣く。


のどが乾いてるのでもない、お腹がすいているのでもない、おしっこでもない、暑くもない、寒くもない。

だっこもしてあげてる。

なのに、ナナ、どうして泣くの?


赤ちゃん 長女


旦那は、いつも夜遅くに帰って来る。

仕事が忙しい

といつも言っていたが、夜中に帰って来る旦那の息はいつも酒臭かった

仕事なのかどうだか分かりゃあしない。

千鳥足で帰宅する事もあった。

仕事帰りに少し飲んだって、千鳥足にはならんやろ。

絶対、飲み屋でたくさん飲んできたはず。

飲み屋街 酒
フリーフォト足成より引用

少し早目に帰ってきてくれるだけで、ナナをちょっとだけ見ててくれるだけで、すごく助かるのに。

お茶碗をちょっと洗ってくれるだけで、いや洗濯物をたたむのでもいいわ、それだけで、ほんとうに気が楽になるのに。


私は心がノイローゼ気味になっているのを自覚するようになってきた。

1か月ほどたったある日、あいかわらず泣き続けるナナを抱きかかえながら、片手で洗濯物を干していた。

8階のベランダから、ふと下を見下ろした。


・・・・・・ここから、2人で飛び降りようか。そうしたら楽になる。


何かを感じたのか、ナナが泣きやんだ。

やっとモノが見えてきたぐらいの、彼女のつぶらな瞳が、ウチの目をじっと、見つめていた。

「飛び降りよう」という思いを、黒板消しで急いで消した。


〇2年目、子どもの成長は早い


ナナが2歳、3歳と成長するにつれ、だんだんと育児が楽になってきた。

自分でスプーンを持って、食事を食べる。

テーブルはぐちゃぐちゃになるが、後片付けはしょうがない。

ひとりでトイレにいく。

お尻は拭いてやらなきゃならないが、しょうがない。


長女 2歳


旦那とナナが仲好く風呂に入る。

とりあえず、風呂から出てくるまでは、安堵の時間だ。

旦那も、休みの度に、ナナを公園で遊ばせるようになった。

相変わらず「飲みながら」ではあるが。


旦那は、モノ好きなのか、料理を作る。

趣味が高じて、休日の晩飯は旦那が作る。

しかも、ワリと美味い。

相変わらず、また「飲みつつ」料理をしているが、ウチが晩飯を作らなくて済む。

まあ、そこだけは許してやろう。


〇5年目、借金が発覚し離婚を考える


借金がある

・・・・・・な、なんだって。


結婚して5年目。

ナナも保育園に行きはじめ、そこそこの生活はしていた。

ただ、何をするにも、ダンナが「酒を飲む

そこが、唯一気にはなっていた。

「仕事で遅くなる」

そう連絡があっても、いつも飲んで帰ってくるのは明らかだ。

千鳥足で階段を上がってくる音。

酔っ払っているのはすぐに分かる。


渡した小遣い以上に飲むため、クレジットカードで支払いをしたらしい。


借金 クレジットカード
フリーフォトPAKUTASOより引用


その支払いをごまかすため、他の金融にも手をつけたらしい。

その法外な利子が膨れ上がり、数社にまで及んだらしい。


ウチはすぐ「離婚」を考えた。

こんなグウタラで甲斐性なしの酒飲み亭主なんか、捨ててしまえばいい。

その方が、人生楽なんじゃないか。

しかし、保育園に通っている娘のことを考えたらどうか。

物心がつかないうちから、父無し子にするのはどうか。

苦渋した・・・・・・。

苦悩した・・・・・・。


ウチには、独身時代から蓄えていた貯金が、数百万円はあった。

それをいくらか手放せば、なんとかなる。

でも、こんな男のために、私が苦労して貯めた金を使うのか。

何のために頑張って貯金をしてきたのか。

しかし、今、考えなきゃいけない事は、大事な娘の事だけだ。

金を、手放そう。


サラリーマンで、いつもサラサラヘアの旦那が、突然頭をボウズにした。

まるで野球部員のような、5分刈りだ。

反省のつもりだろうか。


・・・・・・みっともない。こんな事するなら、飲まなきゃいいのに。


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前半はここまで。

つづきはまた明日、ご愛読よろしくお願いします。

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