うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

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タグ:タバコ

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※断酒224日目

(つづき)

睡眠薬をもらって横になった

睡眠薬が来たので、もらって飲んだ。

今日は一日疲れた。

けいれんで倒れ担架で運ばれ
さらにけいれんで倒れ、また保護室の牢獄に入った
倒れる
フリーフォト写真ACより引用

カレーライスが出たものの、吐き気がして嘔吐した。
物がたべられない。

タバコも規制されて吸えない

睡眠薬をもらって、やっと眠れる。

タッパーに水をもらい、ひと安心して横になった。

飲めない

喉が渇いている。
さっき睡眠薬と一緒に水をのんだが、足りない。
タッパーのフタを空けて、ごくごくと喉へ流し込んだ。

急に胃が持ち上がるような気がして、便器にかけこんだ。

トイレのドアなどはない。

飲んだ水がすべて胃から噴出した。

しまった。
白い睡眠薬の錠剤も一緒に出てしまった。
汚らしい便器、洗う水道もないため、錠剤を取るわけにもいかなかった。

水さえも飲めないのか・・・・・・

これではもう、とん服の睡眠薬をもらうしかない。
鉄格子の隙間から外にスリッパを出して、看護師がきてくれるよう合図した。
通りかかった看護師がスリッパを見て気づくはずだ。

眠れない

ところがしばらくすると、またけいれんが始まった。

上腕の筋肉が、ピグッピグッと引きつり、手が勝手に持ち上がる。

太ももの筋肉も、ビグッビグッと引きつり、足が硬直する。
けいれん
フリーフォト足成より引用

どうしたんだ。

なぜこうなるんだ。

ぼくの身体はどうなっているんだ。

横になっていても、たびたび痙攣が起きる。
睡眠薬はさっき吐いてしまった。
眠れない。

看護師がスリッパに気付き
どうされましたか?
と尋ねてきた。

ぼくは睡眠薬を吐いてしまった事情を説明し、とん服をもらった。

タッパーの水を口に少し含み、飲みこんだ。

看護師は仕事が終わると行ってしまった。

しばらくすると、また胃が持ち上ってきて吐き気になり、水も睡眠薬も吐いてしまった

睡眠薬はない。
度々けいれんがおこる。
眠れない

気がつくと窓が明るくなってきた・・・・・・

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食べれない

朝になり、しばらくすると、看護師が朝食をもってきた。

パンと牛乳、味噌汁がトレイに乗っている。
パンの包みをあけ、付属のマーガリンを塗って一口食べてみた。

また胸が苦しくなり、胃が持ち上がり、吐いた。
吐く 嘔吐
フリー素材いらすとやより引用

内臓が、まったく食物を受け付けない。

腹が減っている。

喉が渇いている。

眠りたい。

しかし、飲めない、食べれない、眠れない

三重苦だ。

苦しい。

地獄の保護室だ。


食べるのはあきらめて、また横になった・・・・・・

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前記事→保護室へ戻された。つらい。夕食は吐き気がして全部吐いた 体験談3(18)


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※断酒211日目

夕飯は保護室から出され、デイルームで

夕方6時すぎごろ。

晩飯が始まる。
保護室の鉄の扉の鍵がガチャン、ガチャンと順に開けられていき、患者がデイルームへ集合となる。
テーブルの上に、名札がついたトレイが並べられており、それを探す。
病院食 食事
フリーフォト写真ACより引用

テレビが観たければ、テレビの前のテーブルへ移動させる。
知り合いと一緒に食事がしたければ、名札突きのトレイの場所を入れ替えたりする。

食事が済んだら、どれくらい食べれたかを看護師に報告する。
ごはんもおかずも8割くらい食べれたでであれば
8の8
と報告する。

わざと何も食べない患者がいるが、そういう人はずっと保護室を出られない
他の病棟に行けず、保護室のままである。

服薬、タバコ

そして食後の服薬がある。
薬を配る係の看護師の方へ行き、薬をもらい飲む。
服薬
そして服薬確認として口を開けて舌を上げる。
薬を飲まずにトイレに捨てる患者がいるからだ。

食事が済んだら、詰所でタバコを1本もらい、喫煙所へ向かう。

本日最後のタバコだ。
知り合いや友達と一服しながら雑談する。
唯一楽しい時間だ。
タバコ 灰皿
フリーフォト写真ACより引用

なぜかタバコを1箱隠し持ってる患者がいたりする。
1人、看護師が喫煙所の見張りをしているが、見つからないように1本もらう。
さも、1本目のように堂々とタバコをふかす。

10分くらいしたら、見張りの看護師が
「もう、そろそろ」
と言い出すので、雑談を終了して、デイルームに戻る。

デイルームの洗面所で歯磨きをして、時間ギリギリまでテレビを観るか、雑談をする。
世間から完全隔離されているので、ニュースくらいしか情報を得れない。
または、月3070円だして新聞を取っている患者もいる。
読んだ後のお古をもらうこともある。

そしてまた、保護室に閉じ込められる

そして、また保護室にもどり、扉をガチャンと閉められ、鍵をかけられる。

ここからが長い。
すぐ寝る患者もいるようだが、ぼくはうつ病があるため睡眠薬がないと眠れない。
デイルームから古ぼけたマンガ雑誌を取ってきてはいるが。
集中力がなく、没頭できない
せめて小説でも置いてくれればいいのだが、それはない。
麻雀放浪記のマンガ版が1冊あったので、それを繰り返し読んだ。

やっと夜9時になった。

睡眠薬をもった看護師が、各保護室を回ってくる。
睡眠薬
睡眠薬を飲み込み、口を開けて服薬確認をさせられた。
眠れないから睡眠薬が欲しい
のに、なぜ服薬確認をさせられるのか、意味がわからない。

保護室で見る悪夢は、現実だった

いつのまにか、夢を見ていた。

夢のなかで

薄ぼんやりと、ドス黒く太い縦の線が浮かび上がった。

同じような、黒色の横の線も浮かび上がった。

ぼんやりと、が、だんだんはっきりとしてきた。

ハッ、と目を覚ますと、それは保護室の鉄格子のそれだった。

保護室 鉄格子
壁紙.comより引用

夢、ではなく、現実だった。

ぼんやりと、鉄格子を見ていたようだ。

ぼくは、牢屋の中にいた。


夢も現実もそうだった。

夢を見るのが怖い。

現実も怖い。


死んだほうが楽かな。

そう思った。

そしてまた、保護室の悪夢のつづきを見た・・・・・・

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※断酒208日目

精神病院、閉鎖病棟の保護室とは

精神病院でぼくは屈強な看護師たちに囲まれ、むりやり閉鎖病棟の保護室、鉄格子の独房へ連れて行かれた・・・・・・
そしてすぐに点滴、点滴、点滴の嵐である。点滴
フリーフォトPAKUTASOより引用

身体中に染みわたったアルコールを抜くための点滴。

ピンク色で透明な点滴袋からのびたチューブの先の針を、腕に刺すこと計4回。
いや精神科の看護師はヘタクソなので、ぼくの腕に浮いた太い男らしい血管を外しまくり、刺しまくることそれ以上。
点滴袋を確認すると、「ブドウ糖」 「ナトリウム」 くらいの成分しか入っていない。

前の入院では連続飲酒に入っていたため、酷いアルコール離脱症状に襲われた。

体中の震え、したたり落ちる脂汗、耐えられないほどの不安感にやられた。
そのときは離脱症状に耐えられず、セルシンを処方されたと思う。

セルシン: 成分はジアゼパムの精神安定剤。アルコール離脱症状がひどい時は処方される場合が多い。

アルコール離脱症状 手の震え
フリーフォト足成より引用

点滴のスピードを速める

ぼくははっきり言って点滴がキライである。
いや 「点滴が好き」 「好きで好きでたまらない」 人などいないでしょう。

とにかく身動きがとれなくなるため嫌いである。
点滴はイヤだ。

で、なにをするかというと。
みなさんご存知の、点滴チューブの真ん中あたりにある 液の落下を調節するプラスチックの部品をいじくるのだ。
注入スピードをマックスまで上げる
「ポタ、 ・・・・・・ポタ、・・・・・・ポタ、」 と落ちる点滴液を、「ポタポタポタポタポタ」 まで早める。
点滴のスピードを早める
すると、2時間かかる点滴が、30分で済む
看護師の足音が聞こえたら元に戻す。
見つかったら怒られるので。

次に何が行われるのかというと。

看護師による、病棟内の案内である。
ところが、ぼくは過去3回 計6ヶ月以上もここに入院していたため、看護師たちはぼくを覚えていた。

今から病棟の案内をします・・・・・・ あ、ふくさんはご存知だからいいですよね
うれしいやら悲しいやら、複雑な気分になる。

精神病院の閉鎖病棟、保護室とは

それではぼくが案内いたします。

ここは瀬野川病院という精神病院で、通称 「Z」 と呼ばれる隔離病棟、鉄格子の独房、保護室である。
左右に10部屋づつ、計20部屋の監獄だ。

男女は関係なく、1人1部屋。

そして合流地点に看護師詰所があり、デイルームがあり、テレビと少年マガジンやジャンプが置いてある。
「りぼん」 「別冊マーガレット」 は置いていない。

すべての部屋、廊下に監視カメラが設置され、詰所のモニターで監視されている。
監視カメラ
フリーフォト写真ACより引用

保護室には布団が地べたに置いてあり、シーツは無い
シーツを引きちぎればヒモになり、首をくくる患者がいるからだろう。

トイレは各部屋にあり、まるで刑務所のように扉は無く、用をたす姿があらわになる。
いくつかの部屋は便を出しても自分で流せず、外にあるボタンを看護師が押すことになっている。
下痢の場合、部屋中に臭いが充満する。
ほんとうに刑務所と変わらない・・・・・・

保護室の壁は木板。
爪で引きちぎるように書かれた 「帰りたい」 という文字や、「たっ君LOVE」や、やたらめったにツメで引き裂かれた線が無数に浮かび上がる。

朝7時20分、昼11時20分、夕方5時20分の食事の時間になると、入院したばかりの患者には部屋に運ばれてくる。
一週間ばかり経って気分が落ち着いた患者は、保護室を出てデイルームに行ってみんなと飯を食う。

その後、一斉に服薬がある。

患者によっては薬を拒絶したり、飲んだフリをしてトイレに流すヤカラもいる。
そのため口をあけ舌もあげ、ちゃんと飲んだことを看護師へ見せなければならない。

その後、中庭へのドアが開放され、タバコが一本だけ吸える。

朝食、昼食、夕飯後、それと午後3時に1本、計4本

タバコが少ない、ニコチン離脱症状に悩まされる

このタバコ4本というのが、実は厄介だった。
タバコを何時間も我慢していたため、その瞬間だけはとても美味しくいただけるものの、それ以外の時間はニコチン離脱症状に悩まされる。

いっそのことタバコ無しにして頂ければ、止めたくとも止められないタバコを吸わずにすむのに。
タバコ 灰皿
フリーフォト足成より引用

ここで疑問に思われた方。
なぜ病院内なのにタバコが吸えるのか。

・・・・・・なぜかというと。
精神病院に入院する患者は、当然精神病を患っている。
うつ病、躁うつ病、不安神経症、アルコール・覚〇〇・ドラ〇〇など薬物依存・・・・・・

ただでさえ不安感・イライラ感があるのに、タバコを吸えないとなると、さらにイライラ感が増す

「なぜ、今イライラしているのか。なぜ情緒不安定なのか」
医師による正確な診断ができなくなってしまう。
よって、酒はダメだがタバコだけは吸える、という精神病院・閉鎖病棟が多い。

(現在は、広島の瀬野川病院は院長が変わって、全面禁煙になってます。
アルコール依存症専門病院の呉みどりヶ丘病院だけは吸えます。)

ぼくは酔いが覚めるにつれ、アルコールの離脱症状が始まった。

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※断酒185日目

前記事つづき
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うつ病で引きこもり、無職旦那のお金の節約術(1)


(つづき)

〇昼飯の節約はカップヌードルで


50近いおじさんが。

豪華絢爛昼メシタイムを只今から堪能しようというOLさんたちに混じって。

カップヌードル1個

おじさんがカップヌードルたった1個をレジに出す。

カップヌードルで昼飯代節約
ASKULサイトより引用


もう、見せしめの刑。


さらにこの後、次のような行動になる。

カップヌードル1個にビニール袋はもったいないので、「割りバシだけください」とレジ係女子大生風に伝える。

その後、カウンター右隅の備え付けポットのところに移動する。

そしておもむろに日清カップヌードル・シーフード味のビニール包装をすばやく空けたいのだが、このビニール包装をあけるのにいつも手間取る

カップの上側をしげしげと見て、どーもここからはやぶりにくそうだと思い、カップの横側からやぶろうとするのだが、なぜかここからは絶対やぶれないしくみになっている。

そしていつも、カップ底のところ、少し空間があって包装がクチャってなっているとこに親指を引っ掛け、チカラまかせに「グシャッ」とやぶく。

日清さん、カップヌードルの包装、もうちょっと破りやすくしてください。


そしてポットからお湯を注ぐ。

これも、「注ぐ」ボタンを押すのだが、なぜか必ずお湯が出ない

あせってアタフタする。

よく見ると「ロック解除」という小さめのボタンがもうひとつあって、「ああそうか」と納得してボタンを押し、やっとお湯を注ぐことができる。

象印さん、「ロック解除」のボタン、もちょっと目立つようにしてください。

コンビニのポット
フリー素材いらすとやより引用


お湯を注ぎ、カップのフタを閉める。

その際、カップの底についている「3分間フタが開かないようにするシール」をフタに貼る。

「3分間フタが開かないようにするシール」を貼るのだが、30秒くらいでフタが開いてしまう

何回もシールを貼り直す。

日清さん、シールの粘着力をもっと強くしてください。


そしてそそくさと店を出る。


そして駐車場でヤンキー座りしながら談笑している大学生4人組のそばをすりぬけ、できるだけハジッこ、人目のつかないような場所で腰をおちつける。

やっと昼メシにありつけるのである。


あー。

世間から見ると

あーあ、仕事のないオッチャンが、金が無いんでメシはカップヌードル1個なのね

なんて思うんだろな。

と、思いながら麺をすする。

〇究極の節約、昼飯抜き


さあ、みなさんどうです。

ここまでして、昼メシを食べたいか。

惨めな思いをして、昼メシを食べたいか。

そうです、答えは「昼飯をガマンする」。

そしてぼくは、とうとう「昼メシをなるべく食べない」ことにした。

画像20190429空腹 いらすと
フリー素材いらすとやより引用


家では冷蔵庫の残飯をあさるが、外ではなるべくがまんする。

これでかなり節約になるハズ。

たるんだ腹は細くりりしく引きしまり、サイフは太く大きく膨らむハズ


そして、まだムダな浪費モノが残っていた。

この話の一番最初にでた、あるモノ。

そう、タバコ。

わたくしの、節約生活一汁一菜、倹約節減低減温存、浪費をするな、国民の血税をムダにするな、という叫び声というか執念は、タバコへと向けられるのでありました。

〇究極の節約、禁煙に挑戦


そして、ぼくはとうとう、というかやっと、とにかく、禁煙をはじめたのである。

ニコレット、ニコチンガム、禁煙薬、「禁煙ナントカ」と名のつく禁煙補助剤を使い、ことごとく失敗してきたぼくが。

何にもたよらず、ひとりで、禁煙に挑戦するのだ。


まず、「最期の一服」と称した最後の1本を準備する。

それを大げさに、根元までふかす。

そしてその「最後の一服」のスイガラを、「もう、2度と会えない、サヨウナラ」と涙ながらに灰皿に投棄する。


禁煙 灰皿
フリーフォト足成より引用


その後、昼からは一切吸わない。

ノースモーキング。

ノースモーキング  ノーライフ。

ときどき「たまらなく吸いたい」欲求がくる。

しかし夜まで、なんとかこらえる。


消灯時間になるともう

「主よ、明日も無事になんとかノースモーキング。 なんじの御子イエス・キリストの名のもとに。 アーメン。」

なんて祈りをささげ就寝する。


問題は、二日目。


朝、覚醒し、起き上がる。

その、覚醒した瞬間から悶絶モノのタバコ欲求が襲ってくる。

ツラい。

かなりツラい。

死ぬほどツラい・・・・・・

〇アルコール離脱症状とニコチン離脱症状


のか、といいますと、実は、そうでもなかった。

それはなぜか。

それは、なんてったって、こちとら筋金入りのアルコール依存症者なのだ。
(威張ることじゃない)

たとえば、「一週間ほどの連続飲酒から、断酒をはじめる」とする。

そうなると。

まずは手足、体幹、全身が震えにおそわれる。


画像20131117手の震え 足成
フリーフォト足成より引用

そしてワケもなく額・全身から脂汗がしたたりおちる。

理由のない不安感。

恐怖感。

まったくの不眠。

ひどい人になると、幻聴・幻覚。

そいつを一週間耐えなければならない。

離脱症状を一週間。

それはもう、苦悶、苦痛、地獄の苦しみ。



精神病院に入院するたんびに、何回も味わった。


その離脱症状にくらべれば、タバコ欲求なんか

「ああ、腹へった。メシ食いたい」

くらいの感覚。

「ああ、ニコチン切れた。タバコ吸いたい」

くらいのもんだね、タバコ欲求なんて。


そのまま一晩をこえ、禁煙3日目ともなると、もう慣れてしまう。

ときどき「あー、吸いたい、かな?」 と思う程度。

アルコールにくらべれば、ぜんぜんたいしたことじゃなかった


まあ、ニコチン切れで「ぼやーっとしてる」感じが続くのは続くが。

そして禁煙一週間がすぎ、「こりゃ楽勝だな、」と思っていた。

実際、楽勝だった。

うまくいくと思っていた。


ところが、そこへ。

予想外の大問題が発生した。

(つづく)

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うつ病で引きこもり、無職旦那のお金の節約術(1)

次記事どうぞ→
節約には禁煙が一番効果的 無職旦那のお金の節約術(3)


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※断酒184日目

〇無職、年金生活中なので小遣いはなし


金がない。

とにかく金がない。

いまだ無職年金生活中なので、小遣いはなし

ただし、必要なものはタバコとコーラのみ。

タバコは時々嫁さんに購入していただく。

障害年金を切り崩して、足りないタバコ代に充てる

もちろん、働いてないわけで、そんな身分で「遊びたいので金をくれ」などと言うと、もちろん嫁から「今後、家に居なくていい」と言われることになる。

なので、最低限の生活費として、自分の年金から1万円ほど頂いている。

1万円 10000円
フリーフォト写真ACより引用


「なに!1万円だと!

 十分ではないか。オレなんかもっと少ないぞチクショー」

と、鬼嫁にしいたげられている子持ちサラリーマンもおられるでしょう。

しかし、1日あたり500円弱の予定で引き落とした生活費は、実際は次のように消費されていく。

〇最低限の生活費を節約する


まずはタバコ代、2日で440円

1日220円。

このタバコ代は痛い。

しかし、ぼくには以前、タバコを止めようとして禁煙薬チャンピックスを飲み、そのせいでうつ病になり、あげ句のはてにアルコール依存症になってしまったという辛い過去がある。

そのため、禁煙にはどうも抵抗がある。

毎回タバコを購入する度に「これで止めよう」と思うのだが、タバコが無くなると次を購入してしまう。

痛いと思いながら止められない。

アルコール依存症でもあり、ニコチン依存でもある。


次が、駐車場代。

就労移行支援施設や断酒会に通っているのが、駐車場はどうも満車が多く、どうしても100円パーキングに停めなきゃならない。

ハローワーク広島なんか、市内のど真ん中にあるため、駐車場そのものがない。

有料駐車場の費用が少なくとも400円、長引くと800円ということもある。


するとどうだ。


500円 - タバコ(1日あたり)220円 - 400円 = 残金マイナス120円

小銭
フリーフォトPAKUTASOより引用


駐車場代によっては、赤字になるのだ。


こうなると困るのが昼メシだ。

家にいる時はよいが、外出中だと、食べることすらできない時がある。

さあ困った。

どうしよう。

〇昼飯代を節約


まずは、「コンビニでカップラーメン」という手段が考えられる。


しかしそれには、次の手順が必要になる。

まずコンビニに行き、カップ麺コーナーで足をとめ、できるだけ安くて美味しそうなのを吟味する。

行列のできる店のラーメン 横濱中華街担々麺」などというのにとても惹かれるのだが、これは270円もするのでグッとこらえる。

カップヌードル リッチ 贅沢とろみフカヒレスープ味」という製品も惹かれるのだが、248円もするのでグッとこらえる。

結局、「日清カップヌードル シーフードヌードルミニ(116円)」というありきたりのに決めるのである。

それを手に取り、昼どきの「熟成豚のねぎ塩カルビ弁当(麦飯)」やら「手巻おにぎり辛子明太子」やらスターバックス・コーヒーデザートケーキなどを手に手に持ったOLたちの後尾に並ぶ。

そして、OLたちの豪華絢爛な昼メシの勘定を終えた空いたレジに、日清カップヌードル・シーフード味1個をひとつ差し出す。



カップヌードル シーフードヌードル
NISSINオンラインストアより


ぼくとしては

貧乏なもので、カップ・ヌードルひとつでスイマセン

といういじけたような気持ちで差し出す。


あるいは

どうだ。俺の昼メシはカップ・ヌードルひとつだ。レジも簡単だろう

と開きなおるかもしれない。


そして、レジ係担当女子大生(推定19才)が憐れむような視線でコチラを見て、すぐ視線を落とす。

こちらとしても申し訳なく、伏し目がちに、財布からなけなしの116円を支払う。


50近いオッサンが、豪華絢爛昼メシタイムを只今から堪能しようというOLさんたちに混じって。

カップヌードル1個

1個、たったの1個




カップヌードル シーフードヌードル
NISSINオンラインストアより


ビニール袋に包んでもらうのが恥ずかしい。

とてもツライのである。

(つづく)

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オススメ記事どうぞ→悲惨な体験のゴーストライター 断酒会・家族体験談(1)

次記事もどうぞ→うつ病で就活中、無職旦那のお金の節約術(2)

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4回目の朝。


薄暗いうちに目がさめていた。


朝 精神病院
フリーフォト足成より引用


相変わらず時間がわからない。

しばらくなのか数時間なのか分からないが、待っていると

朝ごはんですよ

と看護師が通りかかり、ガチャリと鍵があけられた。

しかし朝ごはんよりタバコが吸いたかった。


とりあえずパンを焼いて食べた。

初日に比べれば、すいぶんと食べれるようになっていた。

そしてタバコを吸いながら、旧友と話をした。

どうやって持ち込んだのかわからないが、ポケットに1箱隠し持っている人がいた。

看護師にばれないよう、1本いただた。

本来は朝食後、昼食後、3時、夕食後の4本だけである。

ふだんそんなに吸う方ではないが、4本だけというのはきつい

ニコチンの禁断症状に一日中襲われて、耐えがたい。

もう1本追加でいただけるのは、ありがたかった。


吸い終わったら、歯をみがいて、また牢獄に戻らなければならない。

できるだけゆっくりと歯を磨き、ニュース番組を観て

「部屋に戻りなさい」

と言われるまで粘った。

そしてマンガを何冊かとり、部屋に戻った。


部屋でおとなしくマンガを読んでいた。


〇閉鎖病棟の辛い保護室からの開放


コツコツと足音がして、看護師がやってきた。

中間開放になりましたので、デイルームに出て良いですよ

と告げられ、ガチャりと鍵が開けられた。

やった。

保護室から、自由に出ることができるようになった。



完全隔離の状態では、3度の食事と3時のタバコの1日4回、それぞれ15分ずつくらいしか保護室から出る事ができない。


それ以外は監禁状態だ。



●開放されるとデイルームでテレビを観ることができる


中間開放になると、午前中は2時間、午後は3時間ほどデイルームで過ごすことができる。

テーブル、椅子とテレビ、少しのマンガがある。

テレビを観てもよいし、小さな本棚にある少年ジャンプや単行本を読むことができる。



テレビ 精神病院
フリーフォト写真ACより引用


少し自由の身になるのだ。


●作業療法がある


また、作業療法がある。

OT(作業療法士)さんが来て、簡単なストレッチや筋トレ、パズルやゲーム、音楽鑑賞などができる。

今はなつかしMOにたくさんの曲がダビングされており、何百曲もの題名がかいてあるノートを見ながらリクエストするのだ。

なるべく元気の出る歌をリクエストした。

「上を向いて歩こう」

とか。


ラジカセ 音楽
フリーフォト足成より引用


何より嬉しいのが、「ほかの人間と会話ができる」ことだった。


72時間えんえんと繰り返してきた過去の記憶と、会社クビ、離婚、娘たちとの別れという最悪の未来のシミュレーションからいくばくか、解放された。


デイルームには、何人か同じ中間開放の患者たちが集まっていた。



久しぶりに、人と会話をした。



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精神病院・閉鎖病棟の入院生活

精神病院・閉鎖病棟に入院して、2~3週間経った頃の入院生活を紹介する。

ぼくは元々持っているうつの症状と、アルコール性うつ症状(大酒飲みがアルコールを抜いた時に、気分が沈む症状)とで、朝5時きっかりには目が覚めてしまう。
(これは時が経つにつれ、じょじょに収まっていく)

朝5時、まだ喫煙所には鍵がかかっており、まだ消灯時間帯なのでテレビも点けられない。

僕と同様に早く目が覚めた連中、それと普通にお年寄りなので目が覚めてしまった老人たち。

デイルームで、彼らと雑談したりする。

たまには、カップに飲み物が注がれる式の自動販売機で、90円のコーヒーを入れて飲んだりする。

自動販売機 自販機
フリーフォト足成より引用

閉鎖病棟は現金を持たせてもらえないので、コーヒーを購入するにはあらかじめ、いわゆる「WAONカード」に1000円や2000円を補充しておかねばならない。

恨み辛みで僕を睨みつけていた嫁さんだったが、「病院内の僕の口座」には2万円ほど入金していてくれた。

最低限、普通の生活が出来るようにしていてくれた。

有り難かった。


入院生活の実態、患者にたかられる

昼間、デイルームに患者がたくさん居る時に自販機で飲み物を買うと。

するとヤツらどもが

「ぼくにも1杯おごって」

「ぼくにも1杯!」

とたかられる事がしょっちゅうあるので、なるべく人目のつかないように自販機で購入しなければならない。

彼らの欲求に応じても、彼らは一般的な常識が無いことが多く、感謝すらされなかったり、「こいつには金がある」と見なされて欲求がエスカレートしたり、いちいちキリがないのだ。

ごく親しい人にのみ、コーヒーをおごってあげたりは、する。

但し「患者間の物のやり取り、貸し借りは禁止」なため、看護師に見つからないように、コッソリとだ。

精神病患者たちの間でモノの貸し借りをすると、一般常識と外れた行動をしたり、ウソをついたりするので、すぐにトラブルになるからだ。


朝6時。

喫煙所の鍵が開けられる。

スモーカーたちは、パチンコ屋の開店時のように一斉にそこになだれ込んで、ポケットからタバコを取り出す。

ただし机型の空気清浄機にクサリで取りつけられたライターが「たったひとつ」しかないため、タバコに火を点ける順番待ち行列ができる。

タバコの灰皿
フリーフォト足成より引用

また、夜勤当直の看護師が「キムラさん(仮名)」だった場合のみ、いつもより5分か10分早く、タバコ部屋が空く

キムラさん自身がヘビー・スモーカーなので、自分が早く吸いたいからだ。


朝の検温、シャドーボクシングで運動

閉鎖病棟では、6時半あたりから検温が始まる。

各部屋に看護師が回ってくるので、ベッドに戻らなければならない。

本日担当の看護師さんが、体温と脈拍数のチェック、それに昨日の便が出たかどうか、食事は全部食べたかどうか、特に変わりがないかどうかを聞いて来る。

「問題ないです」

とか

「目が何回も覚めて、ちゃんと眠れてない」

などと伝える。

場合によっては、便秘薬や睡眠薬が変更追加されたりする。

N科(精神科)の薬を飲むとたいていの人は便秘になるため、「マグミット」など便通を良くする薬が調合される。

僕の場合、いきなりマグミットを3錠を処方されて、便通が良くなりすぎてしまい、まるで噴水のような下痢が毎日続き、苦労した。

先生に言うと

「自分で調整してください」

とのことだった。

マグミットは精神薬ではないため、どのくらいの量を飲むかを自分で調整できる。

試行錯誤した結果、マグミット1錠で、なんとか軟便になるあたりで落ち着いた。

本当はマグミットなど要らなかったのだと思う。

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検温が終わると、まだ人がまばらなデイルームへ行き、隅っこで柔軟体操をする。

そして、家から送ってもらった、100円ショップで売っている小さな黒のキッチンタイマーを取り出し、3分にセットしてシャドーボクシングを始める。

まず、足のステップでウォーミングアップだ。

それから、ジャブだけを3分間。

次はワン、ツーと、右ストレートを主体にした3分。

シャドーボクシングで運動
フリーフォトPAKUTASOより引用

次は、左右フックをおり交ぜて、ジャブ右ストレート左フック右ストレートなど。

ダッキングやウェービングなどよける動作かのコンビネーション。

などなど、を30分やる。

その後、ジャンピング・スクワットや腕立て伏せ、腹筋などを3セットから5セットずつ。

約1時間、汗を流す。

もう、その頃は看護師さんは「フクさんはボクシングが趣味で、いつも運動をしている人」とみなされているため、注意はされない。

たまに、ヒウラちゃんなど女の子が「シュッ シュッ」とボクシングのマネごとをして見せるが、これは看護師さんに「危ないからダメです」と注意されてしまう。


風呂に入れるのは週に、たったの2回である。

そのため、それ以外の日、汗だくになった僕は洗面所に行き、濡れタオルで汗をぬぐうのである。

8時からは「朝礼」と「ラジオ体操」が始まる。

精神病院・閉鎖病棟ではこんな入院生活を毎日繰り返し送る。


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久しぶりのタバコでくらくらした

僕はタバコを1本持ち、中庭に出た。

病院の建物は、上から見ると、“長方形のドーナツ型”のビルだ。

5階建てで、真ん中のドーナツの穴の部分は、青空へ吹き抜けとなっていて、地面には草木が植えてある。

コンクリートに囲まれた、文字通りの中庭だ。

そこに、喫煙所があった。

屋外用の、灰やホコリで汚れた灰皿を囲むように、木製のベンチがならべてある。

ベンチは4つで、総勢8人から10人程度はタバコが吸える。

既に5人の患者達が白い煙を吐いていた。

その奥には、木や花たちが植えられている。

斜めに差し込む夏の朝の陽ざしが、木々の葉にあたり、緑の葉っぱをオレンジ色に輝かせていた。

僕はベンチの空いているところに腰かけ、灰皿に鉄のチェーンで結びつけられている100円ライターを手に取り、タバコに火をつけた。

タバコの灰皿
フリーフォト足成より引用

うつむいて、ゆっくりと、一息吸いこんだ。

久しぶりのタバコだった。

肺で吸収されたニコチンが、脳に浸透し始め、くらりと軽いめまいを覚えた。

ボーっとしていた僕の視界が、はっきりとモノを認識し始めた。

顔をあげた。

5人の患者たちの顔が目に入った。


アルコール依存症の患者たち

なんと・・・・・・そのうち3人は、“友達”だった。

友達といっても、シャバの友達ではない。

前回入院していた時、一緒に入院していたアルコール依存症の患者たち。

一緒に苦楽を共にした仲間だった。

ヤナイ(仮名)さん」(女性、40代
・・・・・・酒焼けで肌は茶色く、白髪まじりの髪の毛は相変わらずボサボサだ。

オモイ(仮名)さん」(男性、50代
・・・・・・すこしオデコがハゲつつあるが、気の優しい、しゃべりやすいオジサンだ。

ワタナベ(仮名)くん」(男性、20歳
・・・・・・アルコール依存症なのに飲み屋で働いているという、変わったオニイチャンだ。それでは依存症が治るわけがない。
点滴をしており、目がまともではなく、ボーッと空中を見つめている。

全員、アルコール依存症の患者たちだ。


アルコール依存症患者
フリー素材集いらすとやより引用

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懐かしい友と再会した。

僕達は仲が良かった。

全員、春の入院で、ほぼ同時期に退院している。

ということは、僕も含めて4人が4人とも、断酒に失敗し崩れたってことだ。

「死ぬ、生きる、死ぬ生きる死ぬ生きる」と考え続けていた僕には、最高のプレゼント、“仲間”だった。

ぼく達は感激して、互いのこれまでの経緯を語り合った。

久し
ぶりに、“笑顔”でいるのがわかった。

警察の留置場の出来事を話したら、みんな笑ってくれた。

みんな、辛い思いをしていた。

たくさん話した。

笑い合った。

懐かしい友との再会は嬉しかった。

仲間がいれば、この苦しさを乗り切ることができるかもしれない・・・・・・

少し、希望が湧いた。


妻が来た

午前中、看護師から「家族の方が来られているので、出てください」といわれ、牢獄からデイ・ルームに向かった。

そこには、懐かしそうな顔で優しく心配そうに僕を見つめる、愛しの嫁さんが立っていた・・・・・・ということはまったくなく。
画像20130729妻離婚 写真AC

フリーフォト写真ACより引用

黒い大きなバックを持ってきた彼女は、恨み、つらみ、憎しみ、憎悪、嫌悪、とにかく、ありとあらゆる負の念をもって、僕を睨みつけていた。


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精神病院、閉鎖病棟の保護室で。タバコは4本まで 体験談1(11)

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精神病院、閉鎖病棟の保護室で

・・・・・・こんな辛い思いをするのは嫌だ。

逃げ出したい。

精神病院の閉鎖病棟の保護室の中では、“考える事”しかできない。

僕の心は、アルコール離脱症状からくる不安感、恐怖感で埋め尽くされていた。

最初に飲んだ一口から、連続飲酒に発展し、警察のやっかいになり、挙句の果てに精神病院だ。

警察官とパトカー
フリーフォト写真ACより引用

娘たち、嫁さん、義母、義父、皆に迷惑をかけた。

会社の上層部、断酒会の人達、皆に迷惑をかけた。

・・・・・・僕に生きる資格は、ない。


保護室の中では、生きるのが嫌になる

アルコール性うつ症状からか、どんどんマイナス思考になっていく。

自決の手段はいくらでもあった。

白いシーツを引き裂いて、ねじってヒモ状にし、それを使うか。

ふと娘たちの顔が浮かんだ。

・・・・・・父親が自殺すれば、幼い彼女たちの心を、最悪のかたちで傷つけることになる。

やはり、生き続けるか。

死ぬ、生きる、死ぬ、生きる、死ぬ生きる死ぬ生きる死ぬ生きる死ぬ生きる死ぬ生きる死ぬ

怖い、怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

このままでは発狂する!

生きるか死ぬか悩む
フリーフォト足成より引用

死刑が確定した殺人犯などは、毎日こんな思いで過ごすのだろうか。

いつまに睡眠薬が効いたのか、疲れ果てたのか、眠った。

うつのせいか早めに目が覚めたが、時計がないので何時かわからない。

ガラス越しに見える空がじょじょに明るくなってきて、鳥の鳴き声が響くころ。

看護師が各部屋を回ってきた。
朝食ですよ
と、呼ばれた。

暴れる危ない患者が多いからか、保護室エリアは男性の看護師ばかりであった。

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タバコは一日4本まで

食事の時は、部屋から出された。

テーブルの上の名札付きのプレートの上に、味噌汁やご飯やおかずが並んでいる。

腹が減っていたので食べようと思ったが、少ししか食べれなかった。

ずっと酒ばかり飲んでいたため、食道、胃がやられたのか手べ物を受け付けなかった。


2の2

と、看護師がぼくの食べ残しを見て言った。

主食2割、副菜2割しか食べていないということだ。

食後は、タバコが吸いたい。

喫煙所
フリーフォトPAKUTASOより引用

看護師にお願いし、タバコを拝借した。

料金は後払いだ。

タバコは、食事の後と3時、計4本までですよ

・・・・・・え。

それは少ない。

それは辛い。


とにかく、看護師に手渡された1本を手に持ち、喫煙所へ向かった。

そこで、僕はあることに驚いた。


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