うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

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タグ:入院

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※断酒230日目

断酒会、広島だるま会とは

毎週木曜日、広島だるま会という断酒会があります。

ふたば断酒会から別れて別れてできた新しいタイプの断酒会です。

とはいっても20数年の歴史があります。

この会は、ふたば断酒会やAAと違い、会話形式、談話形式で話が進みます。
断酒会
フリー素材いらすとやより引用

人の話を聞いてばかりではないです。

人が話している時に、質問OK。

人が話している時に、ツッコミOK。

人が話している時に、ボケOK。

自分が話していても誰かが質問してきます。

突っ込んでできます。

ケンケンガクガク、いろんな人が発言しながら会は進みます

笑いあり、たまに涙ありの座談会のような井戸端会議のような、そんな雰囲気です。


最盛期は20数名ほど通われてましたが、残念ながら最近はお亡くなりに・・・・・・断酒し続けて天寿をまっとうされた方もいれば、酒ビンに埋もれてひとり孤独死した方などもおり、10数名に減ってしまいました。

(ドメイン移行したため、その方の記事などだいぶ消しましたが、いずれ復活させます)

当初の会長は長谷さんという方で断酒20年近くになりますが、残念ながら高齢のため引退。

今は別の人が会長になっています。

広島だるま会で一番成績が悪い人

ぼくはこの断酒会に9年ほど通っています。

そして実は、ぼくが一番成績が悪いです。

まったく自慢にならないですが入院歴はだるま会で一番多い

連続飲酒に入ったら嫁さんにすぐに精神病院に突っ込まれるため、入院回数は増え続け、おかげで身体だけは健康です。

肝臓を傷める前に強制入院です。

内臓が痛むヒマなしで入院です。
精神病院に入院
フリーフォト写真ACより引用

そして成績劣等、劣悪、低レベルなため、いつまで経っても生々しい体験談が書けるという、変なメリットもあります。

断酒は最長3年間しかありません。

あと1年間が何回か。

今はブログ冒頭に退院してからの断酒期間、230日などと書いてますが。

その前に4か月ほど入院してるので、約350日、一年近くは飲んでないといえば飲んでいない。

そしてタイプとしては山形飲酒型で、普段は断酒していてまったく飲まないのですが。

仕事なんぞでトラブルが起こり、膨大なストレスがかかった時に、ブチギレて飲んでしまう

1杯飲めば10杯。

10杯のめば次の日も。
画像20190614酒
次の日も飲めば次の次の日も。

次の次の次の日は精神病院の保護室。

そんな感じで堰を切ったように飲んでしまいます。

そんなぼくの話はどうでもいいですね。

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もう14年も断酒された成績優秀な方は、先日高齢により亡くなられました。

今日の出席メンバーは成績優秀な10年選手のような人ばかり。

ぼくと同じ月に退院したK君、度々飲むので困っているお母さんがだるま会に出席しているのですが、今日はお休み。

同じく、長いこと入院を嫌がっていたが、とうとう入院して先週7日に退院した方のお母さんも、今日はお休み。

ぼく以外は成績優秀な、レギュラー陣の集まりでした。

酒の話は?

成績優秀、イコールわりと高齢者。

なのでもう酒の話題にならず。

まずは最近話題の高齢者の免許返納の話になり。

ついで、ぼくを含めてタバコが止めたいけどやめられない人2人、ヘビースモーカーだったけど止めた人2人、20歳で禁煙した人1人でいかにタバコを止めるかの話になり。

ぼくがケント1mgのS-シリーズ(あの、女性用のむちゃくちゃ細いタバコ)を見せたらみんな驚き。
タバコ

ついで木曜7時からのテレビ「プレパト」の話になり。

梅沢富美男の話になり。

夏井いつき先生の話になり。

なんやかんや皆でワーワーやっているうちに2時間過ぎ、解散。

あれ?酒の話は?

今日はこんな感じでした。

もちろん、断酒歴が浅い人や、さきほど述べた退院してすぐの人、飲んだり止めたりの人がいれば、ちゃんと酒害や断酒の話ばかりになります

今日はたまたま、です。


広島県民で断酒会がしんどい方へ(広島県民じゃなくてもいいですが)ぜひ一度お越しくださいませ


広島だるま会の日時、連絡先です。

毎週木曜日15時~

第2 第4火曜日18時~ (サラリーマン用)

第3日曜日13時~ (サラリーマン用)

お問い合わせ:木村神経科内科クリニックへ
082-292-8381

〒730-0851
広島県広島市中区榎町3ー1 木村ビル


これは、はっきりいってぜんぜん更新されてないブログです。

なぜかというと、ぼくが管理者だから。

もうひとつ自分のブログがあるのですが。


3つもブログ書けん!

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次記事→

前記事→アルコール依存症で入院しただけなのに双極性障害を発症して終わった 体験談3(完)


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※断酒187日目


ぼくがアルコール依存症と診断され、9年が過ぎた。

はじめは

あなたはアルコール依存症です

と、聞いたことがあるようなないような病名をつけられ、最初は「なんだそりゃ」と思った。

自分は「ただの酒のみ」だと考えていた。


まずは「断酒会というものがあるので、そこに通いなさい」とも言われた。

「はあ、断酒会ですか?」

なにそれ。

断酒会とは

ネットで調べてみたところ、みなさんご存知、全国的に「ふたば断酒会」「AA」が有名でした。

日本の2大断酒会。


ぼくは一応、どちらも通った。

ご存知のとおり、AAはアルコール依存症大国アメリカ発症で、おおむかし日本に上陸してきたもの。

無宗教派が多い日本人からみるとちょっとばかりキリスト教的、というか聖書的、な雰囲気。

1回に集まる人数は小規模で、6名とか8名くらい。

それらアルコール依存症者たちが、過去の経験を分かち合う。

2時間だったと思う。
断酒会 AA
フリー素材いらすとやより引用

ふたば断酒会のほうは、AAを日本人向けにアレンジしたもの、と聞いたことがある。

60年ほどの歴史がある。

どちらも全国に各支店というか各支所が散らばってある。

広島では月に一度、センターに300名以上集まる会があるが、普段は各支所で20~30名が集まって、やはり経験談を分かちあう。

ふたばのほうは「断酒の歌」のようなもの皆で歌った記憶がある。

アルコール依存症の家族があつまる家族会といのもある。


どちらも人によっては“合う、合わない”があるので、お好きな方に通われたらよいと思う。

現在ぼくは、ふたば断酒会から枝分かれした、地方ローカルの小さな断酒会へ通っている。

ぼくは酒をいったんは止めるのだが仕事のストレスなどで数年、またはたった数か月でスリップ・再飲酒し、10回近くも精神病院・閉鎖病棟入院した。

その際どっぷりとアルコール依存症セミナーを受けさせられた。

入院10回近いので、同じ話を何回も何回も、耳にタコができるくらい聞かされた。

画像20131014瀬野川病院 瀬野川病院HP
瀬野川病院 瀬野川病院HPより引用

そこでとにかく言われたのが、退院したら絶対に以下の3つの事項を守ること。

断酒の3本柱

①必ず毎日、抗酒薬を飲むこと。シアナマイドまたはノックビン

②自助グループ(断酒会)に、とにかく通うこと。これはどの断酒会でも良い。

③外来通院すること。

それに加え、④飲酒欲求を抑えるレグテクトを飲むこと。

とにかく、上記3つを守らないと、ほとんどの人がスリップ(再飲酒)→連続飲酒→再入院を繰り返すらしい。

・抗酒薬シアナマイド 24時間ほど効き目がある
抗酒剤シアナマイド

・抗酒薬ノックビン 1週間ほど効き目がある
抗酒剤ノックビン

どちらも、薬を飲んだあるアルコールを節酒すると、全力疾走したあとのように心臓がバクバクし、視界が真っ白になり気分が悪くなり、救急車を呼ぶハメになる。

ベテランのアルコール依存症者(と、いう表現でよいのか)で、上記3つを守っていても、

たまに失敗して再入院する方がいる。

なので、アルコール依存症ビギナー(と、いう表現でよいのか)は、必ず3つを守らなければならない。

アルコール依存症を甘く見てはいけない。

繰り返し再入院の先にまっているものは・・・・・・

1.肝臓、すい臓の病気

とうぜん肝臓がやられ、肝硬変から肝臓がん慢性すい炎からすい臓がん

どちらも沈黙の臓器なので、症状が現れた時には手遅れ。病院で息を引き取りたくはないですね。

だんだんと飲む量は増え、アルコール度数は上がり、食べる量が減ってくる。

2.消化器官の病気

とうぜん、のど、食道、胃、腸がやられ、下痢などが続くようになる。

肝硬変、肝炎からの影響で、静脈瘤(じょうみゃくりゅう。静脈がふくれ、ところどころがコブのようになる)ができはじめる。

※どういうメカニズムでそうなるのかをひとことで説明するのがむずかしいので、興味のある方はネットでお調べください。

足など皮膚にできるものは良いのですが (皮膚に紫色の血管がうにょうにょと浮き出てくるため、見た目は気持ち悪い)

これは食道・胃もおなじ状態になる。

消化器には皮膚がなく、粘膜だけ。

そこに静脈瘤のコブができる。

硬いものを食べると傷がつき、破裂する。

そうなると胃や食道の中で大出血。

そういうボロい血管はなかなか血が止まらない。

そして、胃の中に2~3リットルの血がたまり、口から黒い血液が噴出、吐血

床いちめん、血まみれ。
吐血 食道静脈瘤
フリーフォト写真ACより引用
出血量が多くてその場に誰もいなく、本人は失血で失神したまま出血がつづくと・・・・・・死に至る。

脅しじゃないですよ。

間一髪で助かった、発見があと少し遅ければ・・・・・・そういう事例はたくさんありますから。

(つづく)

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次記事どうぞ→アルコール依存症は断酒会に行くべきか?一人で飲みすぎたら脳みそはどうなる?(2)

前記事どうぞ→
節約には禁煙が一番効果的 無職旦那のお金の節約術(3)


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※断酒183 日目

〇アルコール依存症の家族、酒害体験談


どうも、僕の代筆は、嫁さんの感情を正確に表現してないらしい。

しかも、僕が苦心してゴーストライターをやってるのに、逆に激怒している。

原稿を書く度に、「アホ ボケ ハゲ!」という罵声が毎回が飛んでくる。

原稿を放り投げ捨てられる。

原稿 投げる
フリーフォトPAKUTASOより引用

なんてこった。

わかった。

こうなりゃもう、これぞとばかりに書いてやる。

書きなぐってやる。

この、人間としてクズでアホでどうしようもない、肥え溜めの中のクソのようなぼくの姿を、書きなぐってやる。


これを「断酒会だより」に載せてさらけ出して、みんなで読めば良い。

読め、読め、みんな読んでしまえ、どうせ僕がやらかしたことだ。

僕が悪いのだから。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〇アルコール依存症の家族・酒害体験談、嫁の体験


うつ病だと診断された・・・・・・。」

ある冬の日、調子が悪そうな旦那が、精神科クリニックへ出かけていった。

そして帰ってきて、そう言った。

もともと大酒飲みだった旦那は、その日から、ベットに伏せって出てこなかった。


うつ病で起きれない
フリーフォト足成より引用

部屋は酒の臭いが充満していた。

会社には連絡したのだろうか、出社をしなくなった。


次の週、会社に行かない彼をムリヤリ引き連れて、そのクリニックの医師に相談した。

どうやら旦那は、うつを悪化させないように酒を止められていたらしい。

それでもうつが辛いせいか、飲み続けていたらしい。

医師は言った。

あなたはアルコール依存症になっています。

酒をやめて、仕事と家族と幸せな一生を送りますか?

それとも、このまま酒を飲み続けて、離職、離婚し、平和公園でダンボールに包まって生活しますか?
 
さあ、どっちを選びますか

うつで弱り果てていた旦那は、小さな消え入るような声で「家族・・・・・・」と答えた。

〇うつ病で入院


それから旦那は、府中みくまり病院という精神病院へ2ヶ月ほど入院した。

いくらか元気になって帰ってきた。

ちょっと早すぎるのではと思ったが、彼はすぐに復職した。


予想は当たった。

復職して3ヶ月も経たないうちに、彼はまた、酒に手をつけた。

まるで階段を転げ落ちるように、旦那の表情からみるみる生気がなくなっていった。

うつ病が悪化したのだ。

また、精神病院へ再入院した。


精神病院 府中みくまり病院
府中みくまり病院HPより引用


こちらは、小学生と幼稚園の娘がいる。

私の職業は看護師。

ただでさえ忙しい仕事に、育児に、さらに病気の旦那の世話までするなんて、たまったものじゃない。

こちらが気が狂いそうだった。

生命保険はちゃんと支払われる。

できれば帰ってきてほしくなかった。

ずっと入院しててくれ。

顔も見たくない。

こんな大酒飲みで甲斐性なしの旦那と過ごすのがとても苦痛だ。


2ヶ月後、彼は退院してきた。

また、表情は元気になっていた。

今度こそ、断酒を続ける」と彼は約束した。


会社のほうも今回は慎重になっていて、断酒の継続が確認できるまでは、復職できないそうだ。

一応、断酒は続いているらしいが、こちらとしては、彼がいつ再飲酒して崩れるのか、気が気でなかった。

何かに脅えるような日々を過ごした。

苦しい。

〇アルコール依存症で入院


そしてその後、再飲酒を繰り返し、厚生病院に入院中に飲酒し、強制退院させられた。

そしてすぐ、瀬野川病院という広島一の精神病院の閉鎖病棟に入院した。

・・・・・・バカじゃないの

頼むから、氏んでくれ。


ほんっと、バカじゃないのかと疑う。

あれだけ酒で迷惑をかけておいて、さらに酒で入退院を繰り返す。

マジで、氏んでしまえ。


退院してしばらくしたある夏の夕方、「警察」から電話があった。

警察・・・・・・。

黒く嫌な予感が胸の中、いや身体全体に広がった。

「旦那さんが酔っ払って保護されているので連れに来て欲しい」

とのことだ。

〇警察に保護される


やりやがった! あんちくしょう。

・・・・・・マジでコロしてやる!

母と一緒に、警察署にむかった。

到着して、生活安全課の担当の人に事情を聞いてみた。


警察官 留置所
フリーフォト写真ACより引用


どうやら、酔っ払ってフラついてさ迷っていた旦那を見た人が「不審者がいる」と通報したそうだ。

生活安全課の人は「なんなら、精神科に措置入院するようにしますが」と、親切に言ってくれた。

また入院・・・・・・コイツなんか刑務所にブチ込んでしまえ、とも思ったが、母が「もうちょっと考えさせてくれ」というので、その日は連れて帰ることにした。


その後数日、旦那は部屋に閉じこもって飲んでいるようだった。

食事の時のみ、部屋からでてくる。

ある日、いくら呼んでも返事が無い。

部屋に入って、声を掛けても、身体をさすっても、顔を叩いても起きない。

意識が返ってこない。

・・・・・・またやりやがった。 コイツ、何か薬を大量に飲んで、さらに酒を浴びやがったな!

そのまま放置して氏んでもらっても、まったく構わない。

と、思ったが、家の中で死んでもらっては面倒くさい。

どうせ氏ぬのなら、トラックか何かにパンッと引かれて、生命保険をがっぽり頂くのが良い。

父と母、3人がかりで死体のような旦那を車に担ぎ込み、救急対応をしている瀬野川病院の閉鎖病棟へぶち込んでやった。

・・・・・・離婚

〇旦那がアルコール依存症で離婚したい


慰謝料も養育費もいらん。一生出てくるな。顔も見たくない。


2ヶ月後、旦那は退院して来た。

離婚は、娘たちを父なし子にしないためだけの理由で、とりあえず先延ばしした。

旦那はしばらくは断酒を頑張っていたようで、現在、会社に復職中だ。


しかし、私にとっては、いつもある種の恐怖、いつ彼が崩れるかもしれない不安を抱きながら生活を送らざるをえない。

いつもストレスを感じる。

彼の帰宅が遅いと、またあの恐怖がよみがえる。

怖い怖い怖い怖い怖い・・・・・・

私が早死にしたら、アイツのせいだ。

憎たらしい。

・・・・・・今度やったら、マジでぶっコロす。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アルコール依存症家族体験談の原稿、やっと合格


どうだ、ここまで書けば十分だろう。

原稿を印刷して、嫁さんに渡した。

“コロす”という表現が、ちょっとウチの人格を疑われるような・・・・・・

原稿から目を上げた嫁さんは、まんざらでもないような表情をし、そういった。

原稿のOKが、やっと出たようだ。

でも、本当にマジで『コロしたい』と、思ってたんでしょ

そうね

即答かよ!


・・・・・・ 断酒会・家族体験談ゴーストライター編 了 ・・・・・・

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※断酒182 日目

アルコール依存症の家族・酒害体験談


どうも前回の代筆は、嫁さんはまったくお気に召さなかったらしい。

ならば、嫁さんが酒飲みの旦那で「いかに苦労したか」をつづっていこう。

アル中被害者の思いがこうであっただろうと、嫁さんの立場にたって書きなおした

前話クリック
  ↓

(つづき)


〇8年目、チャンピックスで禁煙をはじめる


最近、ダンナは、飲み屋に行く回数はめっきり減った。

あの、借金事件以降、反省はしているのだろう。

その代わり、会社の同僚と毎日、公園かどこかでワンカップ一杯だけ飲んで、ダベって帰るらしい。

・・・・・・みっともない。

まあ、ストレスも溜まるんだろうから、そのくらいは、許してやるか。


旦那はボクシング・ジムに通っている。

色白でひょろっとした長身の旦那は、なぜか「ムキムキ・マッチョ」に憧れているらしい。

ウチは今のままでいいと思うのに。


ボクシング 禁煙
フリーフォトPAKUTASOより引用


スタミナがどうにもつかん。禁煙する

そういって旦那は、会社の診療所からもらってきた「チャンピックス」という名の禁煙薬を飲み始めた。


どうやらボクシング・ジムで打ち合うのに、若者にスタミナ負けするらしい。

・・・・・・もう、ボクシングなんか止めたらいいのに、いい年してバカみたい。


でもまあ、禁煙は良い事だ。

ぜひ成功してほしい。


チャンピックス 禁煙薬
チャンピックス Wikipediaより引用

初めの1週間は、タバコを吸っても良いらしい。

2週目からは、禁煙だそうだ。

旦那が言うには「脳のニコチン受容体に作用して、ニコチン・ガムとかパッチより、楽に止められる」らしい。

なんだか良くわかんないけど。

・・・・・・ふうん、ホントに吸ってないわ。


様子を見てみるが、辛そうではない。

・・・・・・禁煙できたら、小遣い減らしたろ。


内心、ほくそ笑んでいた。


3週間ほど経ったある日、最近にしては珍しく、旦那がぐでんぐでんに酔って帰って来た。

「・・・・・・会社のプレゼンテーションで、急に頭が真っ白になって、手足がガクガク震えてパニックみたいに・・・・・・」

なんか訳の分からない事を言っている。

・・・・・・どうせまた、酔ってるんでしょ。


次の日の朝。

旦那が布団から出てこない。

「調子が悪い」という。


うつ病 起きられない
フリーフォト足成より引用

それって、またいつもの二日酔いのサボりでしょ。


その次の日の朝。

また、旦那が布団から出てこない。

酒くさい。

アンタ、エエ加減しんさいよ、会社には電話したんね!

叱り飛ばした。

うつっぽい

・・・・・・は。

何ソレ。うつ?

そりゃ、旦那が若かりし頃、うつ病を患ったのは知っているが。

どうせサボりでしょ。

この感じは、10年前の、あのうつ病の感じだ。精神科にいってくる

旦那が、あまりにも真剣に言うもんだから、そうさせた。

“チャンピックス”という禁煙薬でうつ病になった患者が他にもいるそうだ。

返ってきた旦那が「医者から聞いた」と言う。

旦那は、抗うつ剤と安定剤と睡眠薬、それにまた、酒をあおってベッドにもぐっていた。


〇精神科を受診した


旦那は、医者から酒を止められていたらしい。

理由は、アルコールがうつ病を悪化させるとのこと。

だが旦那は病気が苦しいのか、それから逃げるためか、毎日、酒をあおっていた。

会社にもずいぶん行っていない

・・・・・・クビになるんじゃないの?


一抹の不安を覚えたウチは、旦那と一緒に無理矢理、その行きつけの精神科へ訪れた。

少々の問診の後、医師が旦那に言った。

「あなたは、アルコール依存症になっています。

 このまま行くと、会社をクビ、離婚、挙句の果てに平和公園で段ボールの孤独死ですよ。

 酒をやめれば、うつ病も治り、家族と共に人生を歩んでいくことが出来ます

 さあ、あなたはどっちを取りますか?


 『家族』を取りますか。

 それとも、『』を取りますか。


 さあ、どっち?」


酒 アルコール
フリーフォト足成より引用


・・・・・・なんて状態なの、この人は。

旦那は、消え入るような声で、「家族」と言った。


〇精神科に入院


早速、医師は知り合いであろう、精神病院の院長に電話をしていた。

受話器をガチャリと置くと、振り向いた。

「A病院という精神病院なら、ちょうど今、ベットが空いているそうです。

 地図を描きますので、今から行ってみてください。」

そういわれてもらった地図は、なんというか、「道があって川があって北に上ってどこかを右」みたいな、どこかの幼稚園児が描いたようなちゃちなモノだった。

うつ病の旦那も、それを見て吹き出してした。

・・・・・・ウチらよりよっぽど頭が良い精神科医も、画はヘタクソ。

そのヘタクソな地図に悪戦苦闘しながら、やっと「A病院」に到達した。

そこは、広島市のとある町の、「みくまり峡」と呼ばれる自然公園のふもとに位置していた。

山と小川、花と自然に囲まれた、わりと広い敷地の病院だ。

初めて訪れた精神科病院に、ドキドキした。

・・・・・・ウチが看護師研修でいった精神病院、鉄格子とか腕を縛られた患者とか、そんな世界かしら。


院長の診察のあと、入院手続きを行った。

案内された病室は、通常の病棟とは違って「うつ専用ユニット」というエリアだった。

通常の、カーテンで仕切られた6人部屋のような病室ではなく、まるでちょっとしたビジネスホテルのような個室だった。

テレビ、冷蔵庫、洗面所、クローゼットが完備され、茶色のフローリングとクロス張りで落ち着いた雰囲気だった。

個室料は1日2,000円

格安だ。


すぐに入院させた。

「着る物とか、歯磨きとかは明日、持ってくるから。」


ウチは勤務先の看護師長に電話をして、休みの許可をもらった。

・・・・・・ほんっと、情けない思いばかり。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〇酒害体験談の半分くらい書き上げたら



前半部分は、こんなもんかな。

後は入退院を繰り返す旦那に対しての、嫁さんの恨み辛みを書きつづれば良い。


僕は書き上げた原稿を印刷し、嫁さんに手渡した。


嫁さんはさらっと目を通すと、また原稿を丸めて放り投げた

ドアホ! 甘すぎるんじゃ!

ウチの思いはこんなもんじゃないわっ!

アンタなんかを許したことなんか、一度もないんじゃ!

バカ、アホ、ハゲ!!


妻 嫁 怒り
フリーフォト写真ACより引用


「え・・・・・・ハゲはあんまり関係な・・・」


やかましい! ハゲハゲハゲ! 

うちはアンタなんか死ねばいいと思っとったんじゃ!

知っとるじゃろう! ボケ!


「わかったわかったわかったわかった。もっと強烈に恨み辛みを書けばエエんかいな


「あたりまえよドアホ! 後頭部ハゲ!」


・・・・・・う。

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※断酒170日目

〇薬の整理のため総合病院に入院


精神病院に入院する前、普通の総合病院に入院したことがある。

厚生病院という名の総合病院だった。

昔から通っていたクリニックから、上司の勧めで別のクリニックに転院した

ぼくがうつ病であまりにもたくさんの精神科の薬を飲んでいたため、新しい主治医に、

「いったん入院して、薬を整理して来なさい」

と言われ、しかたなく入院していた。


総合病院 入院
フリーフォト写真ACより引用

その病院にはデイルームも本棚もない。

個人用にテレビはあったが、普段テレビをあまり観ない。

退屈でしかたがなかった。

最初の数日は、庭でシャドーボクシングしたり、7階まである階段を駆け上がったりしていたが。

それも飽きてきた。

●毎日 外出、毎日 パチンコ


外出は普通にできたので、外出用紙に記入し、毎日出かけた。

近所にパチンコ屋が3件もあったため、毎日スロットを打っていた。

なんのために入院してるのかわからない、そんな感じになっていった。

スロット パチンコ 飲みながら


ある日、2時間くらいコインが増えては減って、増えては減ってと続くので、飽きてきた。


コンビニがすぐそばにあった。

ほんの出来心で、ワンカップを買ってしまった

1杯だけ、のつもりだった。

酔いが醒めたら病院に帰ろう。

どこかのアル中映画のタイトルみたいになってしまった。

ところが、ぼくはその時、アルコール依存症と診断されてはなかったものの、ほぼアル中の卵だった。

1杯ではすまなかった。

次から次へと飲み、「どうせ強制退院になるんだから」と、家の方に向かって帰っていった。

〇うっかり無銭飲食、後払いは不可だった


帰る途中、腹が減ったのでラーメン屋に寄った。

ラーメンと餃子、久しぶりに濃い味の食物を食べた。

病院食ばかりだったので、久しぶりに美味い物を食べた。

ラーメン 餃子
フリーフォトPAKUTASOより引用

ラーメン餃子を平らげ、会計に行って財布を開くと・・・・・・

お札がなかった。

200円ばかりの小銭しかなかった

「しまった」

スロットにつぎ込んで、お金が無いことに気がついていなかった。

これでは無銭飲食になってしまう。

銀行口座には金がある。

店員に「キャッシュカードでおろしてくる、それから払う」旨を伝えた。

しかし、融通のきかない店員はぼくの腕をつかんで店の外に出た。

すぐ目の前に・・・・・・交番があった。

●酔って無銭飲食で交番へ


交番に突き出されたぼくは、無銭飲食で逮捕されるのかどうなるのか怯えていた。

が、その交番で一番偉いであろう所長らしき人に、

「そこのイスに座ってなさい」

と、交番の隅にある丸椅子を指した。

「あんたの家族に連絡とるから、酔いが覚めるまで座ってなさい」

と言った。

どうやら軽犯罪法で逮捕ではなさそうだ。

交番 警察 無銭飲食
フリーフォト写真ACより引用

そのお偉いさんは、事件がないとヒマなのだろう。

ぼくにいろいろ話しかけてきた。(内容は、もう昔過ぎて忘れました)

ちょうど留置所の鉄格子が見えたので、酔っているぼくは

留置所に入れてくれ

と頼んだ。

しかし、断られた

留置所に入れるのに、いろいろ書類を書かなければならず、大変なのだという。


「タバコを吸ってもいいですか」

と尋ねると、

「おう、ワシも吸おうか」

と、連れタバコすることになった。

交番の前の、ちょうど階段状になっている入口に2人座ってタバコを吸いながら雑談した。

とても親切な所長さんだった。


交番で2、3時間待ち、酔いも醒めてきたころ。

車で嫁が現われた。

ものずごい形相でにらみつけてきたため、目をそらした。

彼女はラーメン屋の支払いを済ませた後、言った。

病院から電話がかかってくるし、警察からも電話がくるし。

どうなっとるん、どうしたんかと思ったわいね!

もう恥ずかしいやら情けないやら、もう、やれん!

いつの間にやら、かなりの心配と迷惑を嫁さんにかけてしまったようだ。

そこまで言われないと酒飲みは気がつかない。

そのつもりがなくても、家族に迷惑をかける。

酒飲みは本当にたちが悪い。

今だから言えるが、そんな状態になる前に、酒を止めるべきだ


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の、つづき。

治療のお役に立つ情報をお届けします。


9.ストレスをできるかぎり減らす


主治医が決まり、クスリも決まりました。

で次はどうするかといいますと。


うつ病の原因となった「ストレス」を取り除かねばなりません

これが一番むずかしいことだと思います。


うつ病
フリーフォト足成より引用


ストレスが「仕事」の場合、 まず有休を使って休むしかないですね。

会社に何と言われようが、重症になる前に手を打たなければなりません

たぶん、ほとんどの方が有休をすでに使い果たし、残ゼロの方が多いと思われます。


その場合、思い切って休職しする手もあるでしょう。

休職するには医師の診断書が必要ですので、主治医に頼めば書いてもらえます。

費用は3,000円くらいです(2013年当時)

※ぼくはうつを繰り返し、5回休職しました。


うつ症状悪化のため、1ヶ月程度の休養が必要

医師のこの一文だけで、まるまる1ヶ月以上、正々堂々と休めます。

会社の就業規則によりますが、月給の6割~7割ほど支払われます。

支払われない場合は、健保から傷病手当金を受けることができます。
(4日以上休んだ場合)

傷病手当金より給料が少なければ、差額を受け取るとこもできます。


会社は、あなたの病気を治してくれません。

会社は、あなたの人生を幸せにはしてくれません。

自分でなんとかするしかないのです。


会社に悪い

とは思う必要はないです。

仕事を頑張ったせいで、うつ病になったのですから。


会社の方はブラック企業でもない限り、対策を考えるか、すでにそういったうつ病患者への対策を施行します。

なぜかというと。


これ以上悪化して、労災にしてほしくない。
 
労災申請すると、会社のほうが労働基準局から叩かれて、賠償金の支払いおよび厳重注意、が待っています。

労働基準局は企業にとってみれば警察です。

査察が入るかもしれません。

会社は大ダメージを受けます。


休職 = なにも仕事をしない社員に、月給の6~7割も払い続けたくない。

はやく元気になって復職し、バリバリ仕事をしてほしい。

という理由ですね。


家でしばらくはのんびりと、ただし規則正しい生活をこころがけ、精神科でもらった薬をちゃんと飲み続ければ、うつ症状がじょじょに回復していきます。

ストレスがないのですから。

毎日が日曜日ですから。


1ヶ月経ってもうつが改善しない場合、「もう1ヶ月休養が必要」という具合に、再び医師の診断書をもらいましょう。

ただし、会社にもよりますが。

3ヶ月ていど休職しても復職できないと、「解雇」される場合があります。

このへんも就業規則に書いてありますので、見落とさないようにしてください。


参考までに記事を。

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10.主婦の場合


主婦のかたは。

ぼくは主婦ではないため、あくまでもぼくの考えになってしまいますが・・・・・・



うつ病女性
フリーフォト足成より引用


旦那さんが良き理解者であれば、病院に同行してもらいましょう。 

・一緒に担当医のアドバイスを聞いてもらい、家事の負担を減らしたり

・イクメンになってもらい、育児の負担を減らしたり

(産後うつはまた別です)


良き理解者でない場合、または最近流行りの夫原病の場合は・・・・・・実家に帰るしかないですね。

子どもたちの面倒は、お婆さんに見てもらう。


ストレスが育児と思われる場合、経済的に余裕があれば幼稚園か保育園

その時間だけでも育児ストレスから解放させてもらう。

母親が元気でないと、寝たきりでは、ちゃんと育児できないです。

子どもたちが可哀そうですね。


経済的に余裕がなければ、やはり実家に帰るしかない・・・・・・


さて、サラリーマン方・主婦の方を問わず。

前記をやってみても、ちっとも改善しない。

ちっとも良くならない。


こうなると、うつの原因はほかの所にある、ということになります。

すると、最終手段、入院です。


11.うつがひどい場合、入院する


もちろん、入院給付金をいただかなければ大赤字となってしまうため、生命保険に入っておくのは最低条件ですね。


あと「高額医療費制度」 を申請すれば、ある一定額を超える費用を、保険組合が負担してくれます。

時々条件が変わっているので、都度「高額医療費制度」で検索して最新情報を得てください。

所得によって負担額が変わります

ぼくが在職中に入院したとき(年収500万円くらい)は入院費10数万円支払いましたが。

退職したあと入院したとき(所得ほぼなし)は入院費がたった3万5000円くらいでした。


入院施設がある精神科をネットで探し、入院なので遠くても「評判が良い」病院がいいです。


うつの治療を得意とする病院では、大部屋では結構なストレスがかかるため、個室が安価な場合が多いです。

※ぼくが最初に入院した施設は、2人部屋で月1,000円個室でも月2,000円と激安でした。

ストレスなし、規則正しい生活、薬物療法で、2ヶ月程度の入院で元気になって退院しました。


以上、うつ病の治療にお役に立たばいいなの情報でした。


後日、別の原因でうつ病が再発し、無知のゆえ酒を浴びるように飲んでうつから逃げていたところ「アルコール依存症」と診断され、とんでもない目に合ってしまうのです。

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アルコール依存症 精神病院・入院体験談3
  

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妻が来た!

午前中、看護師から「家族の方が来られているので、出てください」といわれ、牢獄からデイ・ルームに向かった。

そこには、懐かしそうな顔で優しく心配そうに僕を見つめる、愛しの妻が立っていた・・・・・・ということはまったくなく。

黒い大きなバックを持ってきた彼女は、恨み、つらみ、憎しみ、憎悪、嫌悪、とにかく、ありとあらゆる負の念をもって、僕を睨みつけていた。

離婚したい妻
フリーフォト写真ACより引用

とりあえず妻は手慣れた手つきで“入院セット”が入っている黒いバッグを僕に手渡した。

入退院を繰り返した僕の妻は、何も言わなくても手早く入院セットを準備するようになっていた。

3日分くらいのTシャツ、短パン、下着、靴下、メガネ、コンタクト洗浄液、シャンプー、ボディソープ・・・・・・タバコ。


妻は離婚したいので準備中だと。家庭を壊してしまった

僕が先に切り出した。

どうする?

離婚したい。考え中、準備中。

わかった

ひとこと言うと、嫁さんはすぐに帰ってしまった。

」、などと表現されるものは、とうの昔に消え去っていた。

とうとうきたか。

結婚10年目。

妻は離婚したいので準備中だと。

離婚

今まで築き上げてきた、すべてのモノを失う。

物質的なモノなら、いくら失っても良い。

愛娘たちの親権は当然、アルコール依存症で休職中の旦那ではなく、しっかりと稼ぐ看護師の母親へ、と家裁は判決するだろう。

暖かい家庭。

愛しい娘たち。

すべて壊してしまった。

ぼくが、壊してしまった。

ぼくは、胸の奥に、ドス黒い嫌な負の感情が噴出していくのを感じた。

マイナス思考
フリーフォト足成より引用

ドス黒い負の感情が、胸から喉を伝わって嗚咽しそうになった。

とてもじゃないが、耐えられない。

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感情をコントロールできない

僕は身体中を覆い尽くさんばかりの負の感情に耐えきれなくなり、看護師に事情を言って、精神安定剤をもらった。

また、点滴だそうだ。

僕は牢獄に戻る前、デイルームの真ん中の本棚に目をやった。

「少年ジャンプ」「少年サンデー」「少年マガジン」

懐かしい漫画雑誌が並べてあった。

どれも、背表紙が白っ茶けていて、どうにか「ジャンプ」の文字が読み取れる。

表紙が破れているものもたくさんある。

マンガ雑誌 ジャンプ マガジン
フリーフォト写真ACより引用

僕は試しに2、3冊の少年ジャンプを手に取った。

NARUTOを読んでみた。

どれも、読んだことがある。

表紙を見直すと、「2007年」「2008年」「2010年」発行の雑誌だった。

これまで、何百、何千人もの精神疾患患者たちが、この本を手にしたのだろう。

だから背表紙が白っ茶けていて、表紙が破れているのだろう。

ジャンプを3冊ほど手に取った僕は、牢獄に戻された。

ページを開いて読んでみたが、頭に入らないのでヤメた。


独りになると、また、負の感情が体中を渦巻き始めた

死のう、いや頑張って生きよう、いや死ぬいや生きる死ぬ生きる死ぬ生きる死ぬ生きる

怖い、怖い、怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

発狂する!

どこでもいいから他の病棟に移してくれ。とにかく、この牢獄から出してくれ
僕は看護師を呼んで、そう頼んだ。

そうですね、じゃあ明日から、半解放にできるよう、頼んでみますよ
・・・・・・半解放。なんだそれは?

夜、睡眠薬をもらい、やっと眠りについた。

眠るのがいい。

なにも考えずに・・・・・・


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