うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

タグ:医師

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今回は、前話の

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の、つづき。

うつ病が完治した体験、および治療にお役に立てればいいなという情報をお届けします。



5.うつ病が治った完治体験談


結論から申しますと。

ぼくの場合、20代後半に発症したうつ病が、約3年の闘病生活のすえ完治しました。

すべてのクスリが消え』 ました。

※ただし、別の原因で39歳で再発しましたが・・・・・・



で、クスリについてですが。


薬 抗うつ剤


よく耳にするのが 

副作用が怖い。依存して、やめられなくなるのが怖い」 

と、恐れていらっしゃる方が多いようです。


しかし、現代の「抗うつ薬」副作用はほとんどありません

「精神安定剤、睡眠薬」にベンゾジアゼピン系で依存が出るものがありますが、最近はベンゾ系をなるべく処方しない医師が増えているようです。

ネットの「ハイパー薬事典」などでクスリの名前を検索すると、その効果と副作用が必ず書いてあります。

しかし、副作用の欄にだらだらと述べてあることは、どのクスリも皆おなじ。

眠くなる可能性があるため、車の運転は避けてください

て、風邪薬と一緒・・・・・・。

新ルルAゴールドDX錠の瓶にも同じこと書いてある・・・・・・

風邪薬飲んでも運転するときは運転する・・・・・・


実際にぼくの主治医である木村神経科内科クリニックの木村先生が

酒・タバコのほうがよっぽどか身体に悪いわ!

クスリの副作用なんかたかが知れたもんじゃ!

と怒鳴っていたのが印象的でした。


で、ぼくのクスリが消えた体験はといいますと

『自ら意識してムリヤリにクスリをやめた』

のではありません。

実際に、うつ症状が最悪の時。

クスリの量は、まず抗うつ剤を食後4錠、朝、昼、晩。

昔すぎて薬名を忘れましたが、要するに1日1シート分12錠

それに精神安定剤を4錠づつ1シート12錠

単位が「錠」ではなくシート。


睡眠薬は、

「最強、もうこれを超えるのは麻酔銃しかない」 

とうたわれる「べゲタミン」B錠。

それにハルシオン2錠にサイレース2錠にナントカ2錠にカントカ2錠、計10錠を軽く超えていました。

それらをサントリー・ジン、またはウォッカ(アルコール度数50パーセント前後の酒)でごくりごくりと胃に流し込み、酔い×睡眠薬の効き目でやっと眠る、毎晩そのくり返しでした。

※睡眠薬とアルコールの組み合わせは非常に危険ですので、皆さんは絶対に真似しないでください。


当時は彼女であった看護師の嫁さんに、その光景はどのように映ったのか・・・・・・


睡眠薬 うつ病
フリーフォト写真ACより引用


抗うつ剤を1シート、安定剤を1シート、睡眠薬10錠超えをアルコールで流し込む辛い辛い日々がつづき。


そして年月が経過。

クスリが効きはじめ、同時に看護師の彼女の介護が効いたのでしょうか。

だんだんとうつ症状が軽くなっていきました。

そして彼女と結婚し、安心感を得たのでしょうか。

3年間、辛い辛い日々を耐えぬき。

最終的に、うつ症状をほとんど感じなくなってしまいました。


ふだん、うつのことをまったく気にもすら留めなくなってしまい、

あ、今日、クスリ飲むのを忘れた

と夜、気がつき。


ふとんに入ったらいつの間にか寝てしまい、

あ、昨日、睡眠薬飲むのを忘れた

と、朝、気がつき。


そんな現象がたびたび起こるようになってきました。


あまりにもひんぱんにクスリを飲み忘れるので、

「え、コレって?

 もしや、クスリなしでも大丈夫なんじゃない?

と、実際に飲まなかったところ、ぜんぜん平気で日常生活が送れました。


健常者と一緒でもツラくない。

あまりにも辛くてしょっちゅう休み、しまいには休職していた仕事場にも休まず行ける

休日は妻と元気にドライブに出かける。

スーパーでの買い物も、そこの派手派手な色彩がツラくなくなり、あちこちから流れてくる「♪お買い物は、フ・レ・スタ」などのくだらない音も耳栓なしで平気になっている。

いつのまにか、自然とクスリが消えてしまいました。


6.うつ病の治療



まず。


で述べたましたように、病院に行って診断してもらい、「SSRI」という、脳内に働くクスリを飲むのが一番効果的でした。

また、怖がらずに睡眠薬を飲み、十分睡眠をとるのも大切。

睡眠不足だと、翌日気分が沈んでうつ症状が悪くなります。基本です。


寝る うつ病
フリーフォト足成より引用


薬代が結構かさむとお考えでしょうが、うつ病の場合は「自立支援手帳」を各自治体福祉センターに行って発行してもらいましょう。

広島市の場合、病院の診察代、薬代がすべて無料となります。

地方自治体によって違うようです。
 治療費が無料、あるいは月額1000円程度が多いようです。

月々数万円もの治療費がすべて無料 (または1000円) になるため、うつ病で休職中で貧乏だったぼくにとっては「自立支援手帳」の効力は大きく、必須でした。


「え、なんでタダになるの?」

と不思議に思われるでしょう。


これはあくまでもぼくの想像ですが、

「うつ病の治療費を広島市が負担してでも、全快してもらって、バリバリに働いて、そして税金をたっぷり収めて欲しい

から?

ではないかな。


酒豪でタバコ吸いのぼくからすると、

「これまで酒税とタバコ税とで病院費用の数十倍をはるかに超える税金をはらってますが・・・・・・」

と思いつつも、甘えさせてもらってます。


話しは元にもどります。

不安や恐怖感を強く感じる方は、精神安定剤も必須ですね。

でないと、一日中、不安感、恐怖感を感じ、辛い辛い日々がつづきます。

精神安定剤は不安感や恐怖感をやわらげてくれます。

そして薬をもらうためには、病院に通わなければなりません。


で、どの病院に行ったらいいかよく分からない、病院なんか行ったことない、嫌い、怖いの方。


いいえ、怖くありません。

基本、痛くないです。


一応採血しますので、チクッとはします。

しかし。


歯医者に比べればぜんぜん痛くないです。

歯医者に比べればぜんぜん怖くないです。

安心してください。


で、どの病院に行けばいいかというと・・・・・・

次の記事で。

 

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〇病院で医師の診察を受ける


嫁さんとその妹は、意識のないぼくを無理やり車にのせて、広島一有名な精神病院、瀬野川病院へと向かった。

家から瀬野川病院までは、20キロ以上はある。

運転の苦手な嫁さんは、めったに通らない道を、意識のない酔っぱらいを後部座席に乗せて、苦労して運転していったのだろう。

そんなことはつゆしらず、失神しているぼくは車のなかでしょうべんをたれながしつづけていた。

次に気づいたのは、医師との診察の場面だった。



医師と面談をした」という部分だけは、強く記憶してていた。



前回入院したときの主治医はひどかった。

はっきりいって嫌いだった。

今診察しているのは、前回とはべつの医師で評判がよかったため、今回の主治医になってほしいと強くお願いした覚えがある。



精神病院 医者 医師
フリーフォトPAKUTASOより引用


しかしその時の様子も、だれが一緒にいたかも覚えていない


医師の顔以外はまるで覚えていない。


〇ブラックアウトし、

 イスに座れないほど酔っていた


本人はそのくらいの記憶だが、嫁さんにあとから聞いた話では、


イスに座ることもままならない酔いっぷり」だったので、ストレッチャー(患者を運ぶための車輪付きの担架)に乗せられたまま、意識のないままに診察されていたとのこと。


駐車場から診察室まではけっこう歩かねばならないため、駐車場からすでにストレッチャーに乗せられていたんだろう。

時々目を覚ましては、何か言おうとストレッチャーの上で起き上がろうとした。

だが、起き上がってもフラフラして倒れ込む。


ストレッチャー 精神病院
フリーフォト写真ACより引用


ちゃんと座ることすらできないほど酔っていて、何を言っているのかもよくわからない。


アルコールを抜くための点滴を打った。

そのまま失神して、意識が戻らなかったらしい。


嫁さんは入院の手続きを済ませ、必要なモノが入れてあるボストンバックを預けた後、帰宅したとのこと。

しかし嫁さんが同席していたこと、手続きをしたこと、ボストンバッグのことなど、まるっきり覚えていない。



本人は「面談をした」と思い込んでいたのだが、面談どころじゃなかったのだ。



我ながら

「いくらなんでもずいぶん無茶苦茶な酔いかたをしたんもんだ」

と思い、酒飲みとして、いや人間として恥ずかしくなった。


どこかを通って、どこかのドアが開き、どこかへ連れ込まれた。

次に気がつくと、ぼくは鉄格子の部屋にいた。



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