うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

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タグ:担架

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※断酒221日目

(つづき)

発作で倒れる

ぼくは急にけいれん発作が起こりベンチに倒れたまま、身動きができないでいた。
なぜ発作が起こったかは、その時はわからなかった。

意識だけはしっかりあった。

ひとりの看護師が

担架を!

と、もうひとりの看護師に命令するかのように言った。

発作のあと、看護師に担架で運ばれる

6人の男性看護師が喫煙所にドタドタと乱入してきた。

そのうちひとりが、紺色のビニール製のような、布のようなものを持っていた。

それを横目で見ていた。

広げると、たたみ1畳ほどの大きさだった。

どうやったのかは、そこのところは記憶にない。

いつのまにか地面に紺色ビニールを引き、ぼくはその上に乗せられていた。
右側の、ぼくの頭が位置する所に丸い取っ手がついており、足先の部分、その中間の腰の位置する部分と、計3つの取っ手がついていた。

左側も同じ。

6人の看護師が、それぞれの取っ手をもち、紺色ビニールごとぼくを持ち上げた。

即席担架
、なのだろう。
担架
ヤフオクより引用

そのまま6人と担架の上のぼくは、喫煙所を出て、その前の詰所の中を通り、かけあしで診察室へ入ったようだ。

6人の先頭、担架の上のぼくの頭の部分を持っていた看護師が、詰所の看護師にぶつかり
「あ、すいません」
と言ったのを記憶している。

診察室

そのまま担架ごと、診察室のベッド上に仰向けに寝かされた。

腕にビニールの布が巻かれ、血圧を測られた。
血圧測定
フリーフォト写真ACより引用

同時に、体温計で体温も測られた。

すぐに当直の、白髪の年配の医師がかけつてきた。

左手を引っ張られた。

「ふくさん、チクッとしますよ」

そういうと、左腕のどこかに注射を打たれるのを感じた。
筋弛緩剤注射
フリーフォト写真ACより引用

その時はもうけいれんが収まっており

「何の注射ですか?」

筋弛緩剤ですよ」

と会話もできた。

筋弛緩剤を打たれてしばらくたち、けいれんもなく、なにげな会話もできたことから 「特に問題はない」と判断されたのだろう。

「ふくさん、デイルームで少し休んでて下さい」

と言われ、そのまま自力で歩いてデイルームの窓際のソファーに座った。

ただただ、いまだに自分に何が起こっているのかその時は理解できなかった。

あのけいれんのような、発作のような症状はなんだったのだろう。

状況を記憶に焼き付けるのが精一杯だった。

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再び発作が

2~3分休んで、自室に帰ろうと立ち上がった。

しかしあとで思えば

「もっと十分に休んでおけばよかった」

と後悔することになる。


立ち上がって自室に向けて2、3歩進む。

また足が硬直し、身体が前のめりになり。

ぼくが見ていたデイルームの景色が、その下の床へと変わっていった・・・・・・

ガツン、と音がしたような気がした。
発作で倒れる
フリーフォト写真ACより引用

目の前が真っ白になり、チカチカした。

それからが地獄の始まりだった。

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※断酒220日目

(つづき)

突然の発作

脳の中で発声したい言葉がぐるぐると回っているのだが、クチが動かせない。

喋りたい言葉が、口からでない。

声帯が鳴らない。

言葉が発せられない!

なんなんだ、この現象は。

突然の発作か?

つづけて、身体のチカラがすべて抜けていくのを感じた。

座っているベンチの、右側に倒れていくのがわかった。

すうっと身体が右側に倒れていく

その先は金属の枠に木版を何枚かはめた、硬いベンチ。
まずい、このままでは頭を打つ・・・・・・

頭がベンチにぶつかる寸前に、肩を間に入れた。

肩がベンチに当たり、ガツンと音がした。

頭は打たなかった。

なんなんだこれは。
どうなっているんだ。

予想だにしない、突然の発作だった。

突然の発作
フリーフォトPAKUTASOより引用

発作の症状は

タバコ部屋の皆が話しをやめ、

「おい、ふくさんどうした」

「おいおい、大丈夫か」

と声をかけてくるのが聞こえた。

周りがざわつきはじめた。

ぼくはベンチに倒れて、そのまま仰向けになった。
ベンチ 喫煙所
フリーフォトPAKUTASOより引用

そして太もも、腹、指先の筋肉がビグビグと痙攣(けいれん)し始めた

だらんと伸ばした腕の筋肉がピグッ、ピグッと引きつるたびに手のひらが上がる。

太ももがビグリビグリと引っ張られ、脚が飛び上がる。

腹筋が電流を通したように硬直を繰り返し、その度に胸が持ち上がる。

目は動かせる。

周りのざわつきも聞こえる。

身体が痙攣し、思ったように動かせない。
よくわからない、突然の発作の症状だった。

“てんかん発作” はまずい

誰かが「看護師を呼べっ」と叫んだ。

意識ははっきりしていた。

瞬間的に頭に浮かんだのは

『てんかん発作』 と思われてはまずい。
運転免許がなくなる。
再就職できなくなる
だった。

とにかく 『てんかん発作で失神』 はまずい。

身体中はビグビグと痙攣していたが、脳内はフル回転していた。

この状況をすべて記憶しなければ、意識を失っていないことを証明しなければ・・・・・・

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突然の発作に対する、看護師の対応

すぐに男性看護師が2人、喫煙所に駆けつけてきた。

ぼくは仰向けになって全身の筋肉の引きつりを感じながら、天井の一点を見つめていた。

看護師のひとりがペンライトのスイッチを入れ、その光でぼくの目を照らし左右に振った
「ふくさん大丈夫ですか、判りますか!」
ペンライト 発作
病気の診療所HPより引用

声はでなかったが、ペンライトの光を目で追うことはできた

右に左に動く看護師の手、その先の光を無心に追った。

担架を!

もうひとりの看護師に命令するかのように言った。

6人の男性看護師が喫煙所にドタドタと乱入してきた。

そのうちひとりが、紺色のビニール製のような、布のようなものを持っていた。
布製担架
ヤフオクより引用

大ごとになってきた。

これが双極性障害による発作だとは、もう少し後で知ることになる・・・・・・

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