※断酒192日目

(つづき)

前回は、断酒会から離れていった人が落ちていったケースを述べました。

こういったパターンをいくつも述べ、やはり断酒会に出席すべき、といいたいのはやまやまなのですが・・・・・・。

ちゃんと断酒会に出席している人が、あら?実はそうだったの?

とういケースが、あります。

アルコール依存症で断酒会に通っている人が飲酒している

ちゃんと断酒会に通ってるひとが、ちゃんと断酒できているかというと。

新人では何ヶ月、ベテランでは何年、と続いているひとが多数ですが。

少数、そうでない方がおられます。


Mさん(女性、50代)の場合。

ほぼ、断酒会には出席されています。

この女性は、もともとビール好き。

問題なのは、「アルコール分0.0%」などを歌ってる、ノンアルコールビールのCMが多いこと。

「ビールのCMかと思いきや、ノンアルコール・ビールのCMだった」、なんてこと、多々ありますよね。

で、このかた、ついノンアルコールビールを購入して、飲んでしまう

アルコール依存症者の常識では、ノンアルコール・ビールはタブーですね。

「本物」を飲みたくなる


で、予想通りその女性も、飲んでも飲んでも酔わないノンアルコールを飲み、その続きで「本物」を買ってしまう

しかも1ケース6本入り。

缶ビール アルコール依存症
フリーフォト写真ACより引用

確信犯です。

1本あけたら最期、あっという間に6本消えるそうです。


この方は常習犯で、半年に1回はやらかしてくれます。

だから、断酒会仲間も「ああ、またか」という感じで、まあ、いつものことね、で終わってしまいます。

アルコール依存症ではない

Eさん(男性、60代)

実はうちの断酒会、きっぱり「断酒会」という名前をつけてなくて、「アルコール問題について考える自助グループ」的な名前の会なのです。

Eさん、主治医に診断されているにもかかわらず、「ぼくはアルコール依存症ではない」と未だに言い張っています。

もう、「否認の病気」を文字どおり貫かれてます。

1年以上はちゃんと断酒されていたのですが・・・・・・半年くらい前に、スリップから大飲酒され、奥さんと大ゲンカ。

一応、騒動は収まったのですが。

いまだ「ぼくはアルコール依存症ではない」を貫き通しておられて、毎日焼酎1合だけ、という約束で飲んでおられるそうです。
酒 焼酎
フリーフォト足成より引用

うちは「断酒会」とうたってないため、会にも出席されています。

節酒、減酒で、1合以上は飲まないそうです。

アルコール依存症は断酒会に通わないと崩れやすい

うちの断酒会のケースをいろいろ上げましたが、それでも統計的な数字をだせるほどではないですが。

やはり断酒会に来られる方のほうが、断酒継続率が高いと思います。

断酒会に来られないと、崩れ落ちていく方が半分以上おられました。

家族構成、家族の協力度、独り者、などによって、断酒会に通う効果がいろいろと変わることがわかりました。


断酒会から離れていって、落ちていった方。

死亡した人が何人も。これについては、ブログをさかのぼって読んでみてください)

断酒会に来ているが、いまいちスリップしたり、酒が入る方。

本当に人それぞれ、たくさんのケースがあります。

もちろん、ちゃんと断酒継続中が多数おられます。


それよりも、個々の環境に対しての断酒会の影響を考えたほうが良いと思います。

①独身、独り身、家にだれもいない

ぼくなんか、ああ優雅でウラヤマシイなあ、なんて思ったりしては絶対にいけないのですが、自由はいいなあ。

断酒するのに、一番過酷な状況ですね。

誰も止める人がいない

シアナマイドを管理、強制的に飲ませてくれる人もいない。

いつでもどこでも、酒が買える

断酒がいちばん難しい方たち。

アルコール依存症者が、“自分の意思のみ”で酒を止めなきゃいけない

ぼくならぜったい無理。

すすめられたりしたら無理。

意思、弱いので。
酒勧められる 再飲酒
フリーフォトPAKUTASOより引用

こういう方たちは、絶対に断酒会に行かないと断酒はムリだと思います。

スリップして飲んでても出席するくらいじゃないと、難しいでしょう。

②旦那さんや息子さんが依存症で、奥さんやお母さんが焦っている

いちばん多いケースだと思われます。

これもさらに分けると。

②ー1  奥さんが絶対的な権力を持ち、シアナマイドなんかを強制的に飲ませ、強制的に精神科に通わせ、強制的に断酒会に出席する。

②ー2  旦那さんや息子さんは酒をやめず、奥さん・お母さんだけが断酒会に出席、なんとかカウンセリングを受けたりする。

と、2パターンがあると思います。

アルコール依存症のそれぞれのケース

①独身、独り身、家にだれもいないケースの方は、断酒会そのものが長続きしないことが多いようです。

たびたび休むようになり。

会長が電話すると、もう飲んでいた。

それから、二度とこなくなる

飲み続けてるのでしょう。

会長が電話したり、家に訪問したりしましたが、電話に出なかったり居留守で、もう救いようがないところまで行ってしまいます。

底打ちするまで飲み続けるのだと思います。

②-1 奥さんが権力をもち、強制的にシアナマイドを飲ませ、精神科に通わせる。

このケースは、うちの断酒会に多いです。

何組もいらっしゃいます。

何年も断酒されています。

②-2 旦那さんが亭主関白。

このケースも多いのですが、アルコール依存症の旦那さんや息子さんは断酒会に来なくなり、どうしようもなくなった奥さんやお母さんのみ会にこられる、
奥さん心配 お母さん心配
フリー素材いらすとやより引用

ずっと奥さんやお母さんのみ、もう何年も会に来られていますが、いっこうに回復の兆しが見えません。

ほんとうに辛いと思います。

まとめ:本人が酒を止める気になることが大事。

断酒会に通ったほうが断酒継続しやすいと思われる。

独り身で断酒会にこず断酒している話は聞かない。


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