うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

タグ:焼酎

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断酒196日目

(つづき)


断酒中のアルコール依存症にとって危険なところパート4、コンビニ

アルコール依存症になって。

断酒をはじめて。

酒のコマーシャルからなるべく目をはずすようにして。
井川遥 酒のコマーシャル
GetBeautyサイトより引用

スーパーの酒のコーナーにもなるだけ近づかないようにしてるのですが。


しかし、しょっちゅう訪れるコンビニ。

タバコ、飲料を購入するのですが。

コンビニの飲み物、半分近くは酒

冷蔵コーナーのソフトドリンクのすぐ隣にはチューハイ、ビール

お菓子コーナーの背中には焼酎、ウィスキー

見ないようにしても、ふと目がいってしまう時があります。

コンビニなんかでチラッと目につくのが

ワンカップ日本酒、焼酎

パチスロを打つ時にふと休憩でコンビニに行くと、よけいに目につくような気がします。

なぜなのででしょう。

昔は「宝焼酎」「かのか」などが200円前後だったのが。

昨今はセブンイレブンブランド、ローソンブランドなどでたったの148円とか168円

これが、意外と断酒中の落とし穴になるんですね。
ワンカップ焼酎
Amazonより引用

パチスロにつぎ込む金に比べたらうんと安い。

148円なんてはした金

しかも、昔みらいに1合ではなく、うんとオマケして220ccも入ってる。

この手頃さが、

焼酎1合くらい、大丈夫じゃないか

パチンコして酔いが醒めれば、家に帰ってもバレないんじゃないか

と、ついつい誘惑に負け、1本だけ買ってしまう。

ちょっとだけ飲んでしまう。


いわゆる

「コンビニスリップ」

もう、何回やってしまったか。

コンビニ
フリーフォトPAKUTASOより引用

高校生が酒を

ワンカップ、じつはぼくは高校生時代からお世話になっていました。

家から高校まで、自転車で40分ほどかかるのですが。

真冬にボタボタと雪がふる季節、寒い。

手がかじかむ。

耳がシモヤケになる。

自転車通学してた方には、辛さがお分かりになるかと。

そういう日は、近所のセブンイレブンで、ワンカップを1つ購入。
画像20190324コンビニ 写真AC
フリーフォト写真ACより引用

クイッと飲んで、上機嫌で通学しておりました。

身体はあったまるし、1時限目まではほろ酔いで気分がいいし、いいことづくめでした。

昭和60年ころでした。


そのころのセブンイレブンでは、レジで

「20歳以上」

のボタンを押さなくてもよかったですし。

ツメエリの学ランで酒買っても、何も言われなかったです。

古き良き時代でした。


そういう土壌があったからこそ、アルコール依存症になったのでしょう。

悲しい限りです。

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次記事どうぞ→アルコール依存症には危険!行ってもいいが(5) スーパー銭湯!

前記事どうぞ→アルコール依存症には危険!辛いイベント(3) 歓送迎会!


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※断酒192日目

(つづき)

前回は、断酒会から離れていった人が落ちていったケースを述べました。

こういったパターンをいくつも述べ、やはり断酒会に出席すべき、といいたいのはやまやまなのですが・・・・・・。

ちゃんと断酒会に出席している人が、あら?実はそうだったの?

とういケースが、あります。

アルコール依存症で断酒会に通っている人が飲酒している

ちゃんと断酒会に通ってるひとが、ちゃんと断酒できているかというと。

新人では何ヶ月、ベテランでは何年、と続いているひとが多数ですが。

少数、そうでない方がおられます。


Mさん(女性、50代)の場合。

ほぼ、断酒会には出席されています。

この女性は、もともとビール好き。

問題なのは、「アルコール分0.0%」などを歌ってる、ノンアルコールビールのCMが多いこと。

「ビールのCMかと思いきや、ノンアルコール・ビールのCMだった」、なんてこと、多々ありますよね。

で、このかた、ついノンアルコールビールを購入して、飲んでしまう

アルコール依存症者の常識では、ノンアルコール・ビールはタブーですね。

「本物」を飲みたくなる


で、予想通りその女性も、飲んでも飲んでも酔わないノンアルコールを飲み、その続きで「本物」を買ってしまう

しかも1ケース6本入り。

缶ビール アルコール依存症
フリーフォト写真ACより引用

確信犯です。

1本あけたら最期、あっという間に6本消えるそうです。


この方は常習犯で、半年に1回はやらかしてくれます。

だから、断酒会仲間も「ああ、またか」という感じで、まあ、いつものことね、で終わってしまいます。

アルコール依存症ではない

Eさん(男性、60代)

実はうちの断酒会、きっぱり「断酒会」という名前をつけてなくて、「アルコール問題について考える自助グループ」的な名前の会なのです。

Eさん、主治医に診断されているにもかかわらず、「ぼくはアルコール依存症ではない」と未だに言い張っています。

もう、「否認の病気」を文字どおり貫かれてます。

1年以上はちゃんと断酒されていたのですが・・・・・・半年くらい前に、スリップから大飲酒され、奥さんと大ゲンカ。

一応、騒動は収まったのですが。

いまだ「ぼくはアルコール依存症ではない」を貫き通しておられて、毎日焼酎1合だけ、という約束で飲んでおられるそうです。
酒 焼酎
フリーフォト足成より引用

うちは「断酒会」とうたってないため、会にも出席されています。

節酒、減酒で、1合以上は飲まないそうです。

アルコール依存症は断酒会に通わないと崩れやすい

うちの断酒会のケースをいろいろ上げましたが、それでも統計的な数字をだせるほどではないですが。

やはり断酒会に来られる方のほうが、断酒継続率が高いと思います。

断酒会に来られないと、崩れ落ちていく方が半分以上おられました。

家族構成、家族の協力度、独り者、などによって、断酒会に通う効果がいろいろと変わることがわかりました。


断酒会から離れていって、落ちていった方。

死亡した人が何人も。これについては、ブログをさかのぼって読んでみてください)

断酒会に来ているが、いまいちスリップしたり、酒が入る方。

本当に人それぞれ、たくさんのケースがあります。

もちろん、ちゃんと断酒継続中が多数おられます。


それよりも、個々の環境に対しての断酒会の影響を考えたほうが良いと思います。

①独身、独り身、家にだれもいない

ぼくなんか、ああ優雅でウラヤマシイなあ、なんて思ったりしては絶対にいけないのですが、自由はいいなあ。

断酒するのに、一番過酷な状況ですね。

誰も止める人がいない

シアナマイドを管理、強制的に飲ませてくれる人もいない。

いつでもどこでも、酒が買える

断酒がいちばん難しい方たち。

アルコール依存症者が、“自分の意思のみ”で酒を止めなきゃいけない

ぼくならぜったい無理。

すすめられたりしたら無理。

意思、弱いので。
酒勧められる 再飲酒
フリーフォトPAKUTASOより引用

こういう方たちは、絶対に断酒会に行かないと断酒はムリだと思います。

スリップして飲んでても出席するくらいじゃないと、難しいでしょう。

②旦那さんや息子さんが依存症で、奥さんやお母さんが焦っている

いちばん多いケースだと思われます。

これもさらに分けると。

②ー1  奥さんが絶対的な権力を持ち、シアナマイドなんかを強制的に飲ませ、強制的に精神科に通わせ、強制的に断酒会に出席する。

②ー2  旦那さんや息子さんは酒をやめず、奥さん・お母さんだけが断酒会に出席、なんとかカウンセリングを受けたりする。

と、2パターンがあると思います。

アルコール依存症のそれぞれのケース

①独身、独り身、家にだれもいないケースの方は、断酒会そのものが長続きしないことが多いようです。

たびたび休むようになり。

会長が電話すると、もう飲んでいた。

それから、二度とこなくなる

飲み続けてるのでしょう。

会長が電話したり、家に訪問したりしましたが、電話に出なかったり居留守で、もう救いようがないところまで行ってしまいます。

底打ちするまで飲み続けるのだと思います。

②-1 奥さんが権力をもち、強制的にシアナマイドを飲ませ、精神科に通わせる。

このケースは、うちの断酒会に多いです。

何組もいらっしゃいます。

何年も断酒されています。

②-2 旦那さんが亭主関白。

このケースも多いのですが、アルコール依存症の旦那さんや息子さんは断酒会に来なくなり、どうしようもなくなった奥さんやお母さんのみ会にこられる、
奥さん心配 お母さん心配
フリー素材いらすとやより引用

ずっと奥さんやお母さんのみ、もう何年も会に来られていますが、いっこうに回復の兆しが見えません。

ほんとうに辛いと思います。

まとめ:本人が酒を止める気になることが大事。

断酒会に通ったほうが断酒継続しやすいと思われる。

独り身で断酒会にこず断酒している話は聞かない。


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次記事どうぞアルコール依存症には危険、行ってはいけない?(1) 焼肉屋!

前記事どうぞアルコール依存症は断酒会に行くべきか?断酒会に来なくなって飲酒した例(5)


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〇アルコール離脱症状


朝、目がさめると、必ずアルコール離脱症状(禁断症状)が始まる。

睡眠薬を酒で流し込んで泥酔して寝たので、睡眠の質はあまりよくない。

ボーっとして、まだ眠気がある。

そして手がふるえる

アルコール離脱症状 震え
フリー素材集イラストACより引用


ベッドから起きて立つと、足が己の体重をささえられないのかと情けないくらい思うほど、ガクガクとゆれだし、悲鳴をあげる。

ガクガクになりながらトイレに行って用をたす。

震えているので、小便が便器からはずれる。


そして極度の不安、恐怖、強迫観念にさいなまれる。

しばらくすると、それらに耐えられなくなる。

隠してあった一升入り紙パックの焼酎をとりだし、まるで水分補給でもするかのように、ゴクリゴクリとノドに流し込むのである。

もちろん、アルコール25%入りの液体を、うすめずにストレートで、ノド、食道、胃に、一呼吸でありったけ流しこむ。

直後、ノド、食道、胃から順にヤケつくような熱さが伝わってくる。

その焼けつくような熱さが快感だ。


そして、10も数えないうちにピタリと手足のふるえが止まる

恐怖、不安間はどこかへ消え去り、その代わり安心感と幸福感で心が支配される。

心がえもしれぬ快感に満たされる。


アルコール依存症 酒を飲む 幸せ
フリー素材集PAKUTASOより引用

〇アルコール依存症者の生活


そしてやっと、ベランダに出向き、タバコに火をつける。

世の中のサラリーマンが出勤している。

小学生たちも並んで登校している。

高校生たちが自転車で登校している。

ベランダでそれらをみながら良心が痛むかと思えば、そうでもない。

すでに酔っているからだ。

一服が終わると、また部屋に戻り飲み直す。

酔いが覚めそうになると、さめる前にまたゴクゴクとやる。

焼酎がなくなれば、こっそりと近所の商店に買いに行く。

財布ごと没収されたこともあったが、そこは昔ながらの商店なので、ツケがきく

「あ、財布を忘れた」

と、とぼけてツケにしてもらう。


商店 酒屋
フリーフォト足成より引用


コンビニにはない、便利このうえないシステムだ。


飲酒を、次の夜、寝る寸前までえんえんとつづける。


そして朝、目を覚ますと、また同じことを繰り返す。


これが「連続飲酒」である。


こうなると、もう止まらない。


自分の意志では止めることが出来ない。

「喉が渇いたので水が飲みたい」とか「腹が減ったので食べたい」のと同じように、「酔いが覚めたら飲みたい」のである。

ほとんど本能の欲求に近い。


「これはマズいな」と、心のどこかで思っていても、もはや手遅れなのである。

これを止めるには、もはや入院するしかない。


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〇連続飲酒5日目。恐怖、酒がやめられない


朝、起きてから、夜寝るまで・・・・・・いや、夜中に目が覚めても。


焼酎をストレートで、ひたすら胃に流しこみつづける・・・・・・


連続飲酒5日目のことである。

もう止められない。



医師 医者 ドクターストップ
フリーフォト写真ACより引用


この状態はヤバイ」と自分ではわかっていながらも、それを止めることができない。


アルコールが切れてくると、手が震えだし、不安感、イライラが増す。

アルコールがきれてくると、その離脱症状を抑えるため、さらに追加する。

嫁さんとなにかをしゃべっても、まったく記憶に残らない。

テレビをみても、まったく覚えていない。

つねに泥酔状態である。

自分の部屋に閉じこもる。

引きこもりの静かなアル中である。


突然、ポケットの携帯電話が、鳴った。


液晶には、上司の名前が表示されていた。


耳にあてたスピーカーから聞こえてきたのは


「前回のように警察のやっかいになる前に、入院しなさい


そんな言葉だったように思う。



スマホ 携帯 上司から
フリーフォト足成より引用


僕はかんねんして、入院の覚悟を決めた。



〇連続飲酒、離脱症状とは


連続飲酒」というのは一般には聞きなれない言葉であるが、ようするに「朝から晩までアルコール漬け」のことだ。

みなさんも深酒をすると、朝起きても酒がのこっていて「二日酔い」になるでしょう。


そして午前中くらいは身体がつらくて「もう、大酒は飲むまい」などと後悔なさる。


そしてしばらくは、お酒関係から遠ざかる。



ところが、アルコール依存症になると、そこのところがまったく違うのである。


二日酔いがさめるにつれ、じわりじわりと、アルコール離脱症状つまり「禁断症状」がおそいはじめるのである。


手の指先がふるえはじめる。


身体の中がふるえる


ヒザもガクガクと笑い自分の体重をささえられなくなる。

アルコール離脱症状 震え 汗
フリー素材集いらすとやより引用


暑くもないのに額にアブラ汗がじっとりと浮き出て、しまいにはポトリポトリと床にしたたる。


不安、恐怖、強迫観念が心の奥底にうずまきはじめる。



そうして禁断症状に耐えられなくなると、部屋に閉じこもる。


厳重に隠してあった1.8リットル入り焼酎紙パックを取りだすと、息を吸い、そして一呼吸で流し込めるだけの25%エタノール溶液をゴクリゴクリとノドにながしこむのである。


二日酔いで迎え酒など、一般には考えられないことだが、アルコール依存症者には普通のことである。

空腹でゴクリゴクリと流し込むと、喉、食道、胃がカーッと熱くなる。

そして一息つくと、手の震えがピタっととまる

ヒザの震えもピタリと止まる。

不安、恐怖、強迫観念がうそのように消え、快楽が押し寄せる

要するに、アルコールを追加して禁断症状を麻痺させるのだ。

そしてまた、飲み続ける一日が始まる。


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酒でブラックアウトから、かすかな記憶が

脳内に浮かび上がった5枚の静止写真。


1枚目
、パチンコ屋の写真。

2枚目、B町のせせらぎ公園の川沿いを歩いている写真。

3枚目、C町のスイミングスクールで、子供のお母さんと話しをしている写真。

4枚目、そのスイミングスクールの前で、座って待っている写真。

5枚目、サイレンを鳴らすパトカー3台が到着し、白いヘルメットの警察官6・7名が座って待っている僕の周りに集まってくる写真。

パトカー 警察官
フリーフォト写真ACより引用

その静止画像に、少しずつ、記憶が付着していた。

僕はそのわずかの記憶から、僕が何をやったかを推測し始めた。

タイルの上に敷かれたふとんに横になり、1枚目の、パチンコ屋の写真を思い浮かべた。

飲みながらパチンコを打つ

そこはA町にあるパチンコ店。

・・・・・・ ふうん、まず、パチンコを打ったのか。

A町の嫁の勤務先で車を放置し、ワンカップ焼酎を空けた後、僕は酔ってバスに乗ってそこに行き、パチンコを打ったのだろう。

そこで完全にブラックアウトしたのだろう。

ということは、近くのコンビニで、さらにワンカップ焼酎を追加飲酒したのかな。


2枚目の、B町のせせらぎ公園の川沿いを歩いている写真。

A町の南のB町までは数キロある。

そのB町の古川沿いを歩いていた。

なぜか、「水の中」にいたような気がした。


・・・・・・お金がなくなって、歩いていたのかな。


3枚目、C町のスイミングスクールで、子供のお母さんと話しをしている写真。

B町からC町までも、数キロある。

ずっと歩いていたのだろうか。


なぜかスイミングスクールへ

何故、スイミングスクールの中に入ったのか、理由が分からない。

ただ単に、歩き疲れて、休む場所がほしかったのだろうか?

娘の同級生がこのスイミングスクールに通っていた。

それを思い出して、興味本位で立ち寄ったのだろうか。

スイミングスクール 水泳
フリーフォト写真ACより引用

4枚目、そのスイミングスクールの前で、座って待っている写真。

なぜか、そこの女性従業員に手をつかまれて、玄関で座って何かを待っていた。


・・・・・・何故? 何を待っとったんや?


5枚目サイレンを鳴らす
パトカー3台が到着し、白いヘルメットの警察官6・7名が座って待っている僕の周りに集まってくる写真。


・・・・・・あ。


解かった。

何もかも繋がった。


サイレンを鳴らすパトカーと共に現れた警察に確保される

要するに、こういうことだろう。

飲んで酔っ払って10km程度歩き続け、疲れはててスイミングスクールに立ち寄り、休憩した。

そこに、子供づれの母親たちがたくさんいた。

そして、酔って上機嫌な僕は見知らぬ母親たちに何か話しかけた

母親たちは、泥酔している僕を見て、不審者と思い、従業員に伝えた。

従業員が警察に通報した。

そんなところだろう。


もちろん僕は小さい子に興味はない
プールで泳いでいる、僕の娘ほどの年端もいかぬ少女たちに何の興味もない。

だが、このご時世、
40歳の酔っ払ったオッサンが一人で、子供達が大勢いるところでうろついている
ということだけで、当然、不審者ということになるだろう。


今考えると、僕を座って待たせている女性従業員の手を振りほどいて、走って逃げれば済んだことだ。

でも記憶のない僕は、言われるがままおとなしく座って、警察が来るのを待っていたんだろう。

結局ぼくは警察に確保された。

僕はおとなしくパトカー後部座席に乗り込み、警官に両脇を挟まれていた。そんな記憶が、蘇る。

パトカー 警察官 保護
フリーフォト写真ACより引用

・・・・・・なんてこった。


気がつけば、窓の外は暗くなっていた。

紺色のオッサンが再び現れた。

「家族の方が来られました。出てきなさい。」

そういって、留置所の鍵を開けた。



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断酒中なのに酒を飲みたい

9月3日、暑い日だった。

早朝、いつものように車で嫁さんを仕事場に送迎した。

良く晴れた、天気の良い朝だった。
車 送迎
フリー素材PAKUTASOより引用

しかしその時点で、僕はもう酒を飲みたかった。
というより、朝起きてからすでに飲みたかった。

断酒中なのに飲酒欲求を抑えることができない

僕は昨日と一昨日、2日続けてたった1合づつ飲んだだけだ。

たったそれだけで、「飲酒欲求100%」になってしまった。

せっかく治まっていた飲酒欲求が、がぶりと顔を出した。

喉が、食道が、胃が、脳が、アルコールを欲している。


今、飲まないのは、なぜならば運転しているから。


今、飲まないのは、なぜならば助手席に嫁がいるから。


今朝、目が覚めた時点から、僕は飲みたくなっていた。


数か月の断酒で造ってきた身体のコンディションが、ほんの2合の酒で元に戻ってしまった。

「胃が空腹なので、何か食べたい」かのように「酒が切れてるから、酒を飲みたい」

そう、脳が要求してくる。


まるで喉がかわいた時や腹がへった時のように本能のように酒を求めてくる。


素知らぬ顔で嫁を勤務先に送り届け、そして車をその勤務先の駐車場へ停めた。



もともと、彼女は車で通勤していた。

勤務先に駐車場を借りている。

ただ、今は僕が休職中のため、送迎ドライバーをしていた。

夕方迎えに行くため、昼間に酒を飲めない状況になるからだ。


僕はその駐車場へ車を停め、キーをフロント右タイヤの裏へ隠した。

携帯メールで嫁に「急用が出来て車を…」などと送った。

キーの在りかも伝えた。


嫁の勤務先は病院なので、携帯メールをチェックするのは昼休みか、午後の何時かだ。

急いでコンビニに行き、ワンカップ焼酎「かのか」を2本購入した。

断酒中なのに飲酒欲求に負けてしまった。

焼酎を空けた。

気がつけば鉄格子の中に。囚人か

ふと、目が覚めた。


うす暗い。

何時なのか。


僕はタイルの上に敷いたふとんの上に寝ていた。

まったく知らない場所だった。
まだ、酔っている。

寝ころんだまま目をあけた。

視線の先には、白い天井が見える。


寝ころんだまま、視線を上に、いや顔ごと上側に向けた。


金属をペンキで水色に塗ったような直径2センチくらいのパイプが、床から天井へ垂直に、10センチほどの間隔でズラリと並べらているのが目についた。


その10センチづつの隙間から向こうに、廊下が見える。

鉄格子 警察
フリーフォト写真ACより引用


それが“鉄格子”だと理解するのに、時間はかからなかった。


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次記事→気がつくと警察の留置所の中にいた。酒が切れて喉が渇く 精神病院 体験談1(4)

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精神病院・閉鎖病棟に入院した体験談

ぼくが精神病院・閉鎖病棟に入院してから、まる2年が経ちました。

そのキツい体験を思い出して、2度と飲酒しないように。

そして、アルコール依存症のみなさま、まだ閉鎖病棟日記を読んでおられない方。

ぼくの体験を読んで、こんな目に合わないように。

精神病院・閉鎖病棟の体験談を書いていきます。


精神病院の閉鎖病棟といえばもう、アルコール依存症の行き着く終着駅です。

点滴 精神病院 入院
フリーフォト足成より引用

終着駅にいきつかないように、ぼくの体験談を参考にしてください。
では、アルコール依存症・入院体験談1、はじまります。


再飲酒、スリップしてしまった。原因は特にない

9月1日、暑い日だった。

まだ、まばゆい太陽が直視できず、そのあたり以外は真っ青に塗られた空。

家の北側に覗く山と、その反対、南側の武田山は、そのまばゆい陽の光で黄緑色に浮き出ている。

その山のところどころから、白い入道雲が上空へ向けてせせり立ち、その入道雲の下側の部分は暗く、テレビで言っていたゲリラ豪雨でも降っているのかな、と思わせる暗闇を落としている。


僕の頭上は、まばゆいのと真っ青だ。

青空 酒飲む
フリーフォト足成より引用

そこで、酒を、飲んだ

そこで、数か月ぶりの、酒を、飲んだ。

うつ病でアルコール依存症と診断された僕が「絶対に飲んではいけない酒を、飲んだ
いわゆる再飲酒、スリップだ。

コンビニで買った安い焼酎を、味わう、という飲み方ではなく、喉に流し込み、胃に押し込み、胃壁から体内にエタノールを注入する、という飲み方をした。


味などはどうでもよかった。

前回入院以来5カ月ぶりの酒は、美味いのかな、とは少しは期待していた。

が、実際は「味は、まあ、こんなものか」とガッカリした。


ガッカリした直後、口から喉から食道から胃粘膜まで、急に温度が上がるのを感じた。

脳が「ガッカリした」と考えるより少しだけ遅く、25%濃度のエタノール溶液によって、口がしびれ、喉と食道の粘膜が焼けつくように熱くなり、そして、胃の中に暖炉の火だねがあるかのごとく身体の真ん中が熱くなっていく。


コレ。コレ。


永らく味わっていなかった、この感覚。

すぐに、頭の中にある「嫌な感覚」というのが消えていく。

すぐに、頭の中が「気持ち良い感覚」でいっぱいになる。


コレ。コレ。

再飲酒、スリップの罪悪感が小さくなって消えていった。

再飲酒した原因は特にない。焼酎1合だけで止めておこう

再飲酒した原因は特になかった。

その日は焼酎1合だけ飲んで、ベッドで寝た。

その後、起きて嫁の送迎に行ったが、酔いは冷めていたため気付かれなかった。

少し後ろめたさを感じたが、「たった1合飲んだだけ。それで終わり。明日は飲まない」と、無理やり後ろめたさを追いやった。


次の日の早朝、いつものように嫁さんを仕事場に送迎し、家に戻った。

ふと、自分が酒を欲していることに気がついた。


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