うつ病でアルコール依存症:人生終わった男の闘病記・体験談

閉鎖病棟の体験談から、アルコール依存症・うつ病の闘病記。
2児の父が急にうつ病で倒れた。酔いにまかせて仕事にいくも今度はアルコール依存症だと。
家族から精神病院に何回も入院させられ、断酒に挑戦するが失敗。抗うつ剤、睡眠薬はいまだかかせず・・・・・・

うつ病、アルコール依存症にならないよう、みなさんのお役にたてればと思います。

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タグ:警察沙汰

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酒を止める、減らす理由

酒は美味しいですね。

酔うと楽しいですね。

酒にはこんなメリットがありますね。

・酔っぱらうといい気分になり、楽しくなる

・酔っぱらうと本音でしゃべれる

・同僚や上司とコミュニケーションがとれる

・カラオケで楽しく歌うことができる

・異性を口説きやすくなる
酒を飲む女性
フリーフォトPAKUTASOより引用

・嫌なことを一時的に忘れられる

・ストレス発散になる

・寝付きが良くなる(睡眠の質は悪くなる

・血行がよくなる

・リラックスできる

しかし、以下のような方は酒を控えるか、止めなければなりません。

・採血結果で肝臓の数値(γーGTP、GPT、GOT)が悪いと言われた

・採血結果ですい臓の数値(アミラーゼ)が悪いと言われた

・採血結果で尿酸値が高いと言われた

・そのほか、酒が原因でなにかの数値が悪いと言われた

・糖尿気味、あるいはすでに糖尿病である

・酔うと暴言を吐く

・酔うと喧嘩する

・酔うを暴力をふるう
暴力 DV
フリーフォトPAKUTASOより引用

・飲み始めると、ストップがきかない

・酔って警察沙汰になった

飲酒運転をしてしまう

・休みの日は朝から飲む(アルコール依存症の始まりです)

・二日酔いを迎え酒で紛らわす(アルコール依存症の始まりです)

・酒が原因でたびたび会社を休む(アルコール依存症の始まりです)

・家事の合間に酒を飲み、泥酔してしまう(主婦の方)

・酒が切れるとイライラし、飲まずにおれない(アルコール離脱症状がでています)

・酒が切れると、手が震える(アルコール離脱症状がでています)

・どちらも、酒を飲むとすっと治まる(脳すでにアルコールに依存してます)

ざっと思いついたのを並べましたが、まだまだあります。

このような方は酒を控えるか、止めなければいけません。

このままいくとアルコール依存症になります。

アルコール依存症の平均寿命は52,53歳くらいと言われています。

このままでは孫の顔を見ることなく死んでしまいます。


酒を止めたいけどやめられない。

どうしたらよいのでしょうか。

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酒を止めるには、減らすには(1) 外来通院するか入院する

酒を止めるのに一番手っ取り早いのが入院です。

しかも内科ではダメです。

肝臓を治して、いつでも飲める身体にして退院です。

退院したら飲むので、元の木阿弥です。

行くところは精神科です。

入院すれば酒が切れますし、院内のアルコール勉強会でたっぷり勉強させられます。


仕事の都合などで簡単に入院できない方は、外来通院しましょう。

通院して、「シアナマイド」「ノックビン」などの抗酒剤をもらいます。
シアナマイド
それらを飲むと、まったく酒が飲めなくなります。

また、「レグテクト」という新薬は、飲酒欲求を抑えてくれます。

酒を止めるには、減らすには(2) 家中の酒を捨てる

タバコは禁煙しても1週間や2週間、吸いたいという欲求が続きますが、酒の欲求は3日くらいでがくっと減ります(もちろん個人差がありますが)

3日程度止めれば、そんなに飲みたいとは感じなくなります。

タバコよりずっと楽です。

連休を利用して、禁酒にチャレンジしてはいかがでしょうか。

しかし、冷蔵庫にキンキンにビールが冷やしてあると、ついつい手が出てしまいます。

一升瓶にたっぷりと風味ゆたかな純米酒が入っていると、ついつい手が出てしまいます。

家中の酒は捨ててしまいましょう。

あるいは、今日飲む分(ビール1本2本とか)だけ買い置きするようにしましょう。
缶ビール
フリーフォト写真ACより引用

ぼくの入院仲間のK君は、30代で肝硬変と診断されました。

早すぎますね。

肝臓の働きが人の半分しかないそうです。

当然、酒なんか飲んではいけません。

酒を止めようという気はあるのですが、時々4リットルの焼酎を買ってきて、隠れて飲むそうです。

すぐにお母さんがそれを見つけて、本人に捨てさせるそうです。

(4リットルみたいにでかいのを買うからバレるんだ、なぜワンカップにしないのか、と内心思いましたが)

これは悪い例ですが、飲み過ぎるとこうなります。

そうならないよう、皆さんも飲み過ぎには気を付けましょう!
※断酒233日目

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※断酒218日目

早朝に目が覚める

早朝に目が覚める。

目が覚めて時計をみる。

まだ夜中の3時だった。

もう眠れない。

早朝に目が覚め、薬がないと眠れない。

うつ病の症状だ。
不眠症 目が覚める
フリーフォト写真ACより引用

睡眠薬をもらって寝る

消灯は夜の9時。

その時間が近づくと、睡眠薬が必要な患者は詰所の窓口に順番にならび、睡眠薬をいただく。

窓口のむこうの看護師へ

101号(室)のふくです

と順に病室、名前をいう。

看護師はそれと同じことが記入されている透明の小袋を選び、指先で破り、白く丸い何粒かの中身をぼくへ手渡す。
睡眠薬
ぼくはそれらを手のひらで受け取り、タッパーのお茶で胃に流し込み、看護師にクチをあけて見せちゃんと服薬していることを確認してもらう。

こちらは睡眠薬がないと眠れないから睡眠薬をもらうのだ。

抗酒剤とかならともかく、睡眠薬を飲まないなんて事は絶対にない。

なんで服薬確認するのかよくわからない
な、と毎晩思う。

疲れてないので、早朝に目が覚める

それはともかく、大の大人が「夜9時に寝ろ」なんて無茶なハナシだ。

無茶だが、いちおう睡眠薬を飲まされるので、10時までには入眠してしまう。

しかし、こちらは働いているわけでもなく、よって疲れているわけでもない。

そのため入眠してきっかり5時間後3時の早朝に目が覚めるのであった。
早朝 夜中
フリーフォト足成より引用

目が覚め、時計を見、ベッドで上を向いたり横を向いたりうつぶせになったりをひたすら繰り返す。

しかし再び時計を見ても5分もすすんでいない。

しかも眠りにつける感じがしない。

しかたがないのでベッドから起き出し、部屋を出て、まだ灯りのついていない暗いデイルームへ向かう。

看護師詰所の蛍光灯
から、なんとか本が読めるほどのささやかな光が漏れてくる。
そこでマンガを読むしかない。

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同じような患者が起きだしてくる

すると、だいたい同じ時刻にY君が起き出してくる。

にやりと笑って、
おはようございます、また目が覚めましたか

おはようございます、ええ。またです

そう、同じく早朝に目が覚めてしまい、もう眠れない患者が何人も起き出してくる。

3時に起き出してきたY君は30代前半の若者。

酒の席でトラブル(暴力事件)を起こし、警察沙汰になった。

その時にたまたまアルコールを飲んでいた、ただただそれだけの理由でここ、広島県ナンバー1の精神病院閉鎖病棟送りになった、かわいそうな若者である。

Y君から話を聞いてみると。

ふだんは高タンパクで低脂肪な食生活を送り、毎日かかさず筋トレで身体を鍛えている。

筋トレ
フリーフォトPAKUTASOより引用

彼が酒を飲むのは、週末にビールを少しだけ

アルコール依存症ではない

彼はアルコール依存症者とはまったくもって反対の、規律正しい生活を送っている様子だった。

その彼が、なぜか「酒が原因」で精神病院送りになった。

可哀そうに。

そのへんの事情については、Y君もぼくもよくわからなかった。


Y君の身の上ばなしをしよう。

生まれも育ちも大阪の西成区あいりん地区で、コテコテの関西人だった。

あたりまえに流暢な関西弁で話しかけてくる。

ぼくは東京で言えばどちらかというとアメ横や浅草の競馬場あたりの下町をぶらつくのが好きで、妻が行きたがる東京ディズニーランドなんぞには一切興味がない。

関西方面はというと心斎橋や道頓堀より、いちどは新世界やあいりん地区をぶらついてみたかった。

その憧れの あいりん地区 で育ったという彼とは、話が合った。

毎日毎朝、何時間も話をした。


そのような日々を送っているうちに、ある日、ぼくの身に異変が起きた・・・・・・。

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